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廣瀬俊朗がサプライズ発表、ラグビーW杯決勝戦でマスコットキッズに決まった小学生が歓喜

2019年10月29日 13:52  Techinsight Japan

Techinsight Japan

スクラムユニゾンの田中美里、廣瀬俊朗、村田匠(画像は『Scrum Unison/スクラムユニゾン 2019年10月22日付Twitter「こうなったらもう残ってるチームの国歌、全部覚えて全部応援して世界に愛を届けませんか」』のスクリーンショット)
ラグビー元日本代表主将の廣瀬俊朗が10月28日、東京都杉並区・早稲田大学ラグビー蹴球部上井草グランドで行われた『全国一斉ラグビー体験会』で子どもたちにサプライズ発表した。同日放送の日本テレビ系報道番組『news zero』でその話題を取り上げ、発表の瞬間を映した。

『ラグビーワールドカップ2019』は8強入りした日本代表の前に立ちはだかった南アフリカが10月27日の準決勝でウェールズを「19-16」で破り、決勝戦は「イングランド-南アフリカ」に決定した。

廣瀬俊朗は今回のラグビー体験会で各国の元代表選手とともに指導しており、集まった子どもたちに「決勝戦のマスコットキッズで行けることになったんやで」とサプライズで2人を発表。驚いた当人は「えっ? よっしゃー!」と喜んだ。

両チームが入場する際に主将と手をつないでグラウンドに入るのがマスコットキッズで、各国の選手と整列して一緒に国歌を熱唱する姿が胸を打つと話題になった。

28日に大会パートナーでマスコットキッズ選出を主催するランドローバーが、10月13日に釜石鵜住居復興スタジアムで開催予定だった「ナミビア-カナダ」戦が台風19号の影響で中止になったことから、マスコットキッズを務めるはずだった2人を11月2日に行われる決勝戦で起用すると発表しており、廣瀬がサプライズで伝える役割を任されたのである。

釜石市在住の小野鳳くん(小学4年生)は、取材陣にマイクを向けられると「試合が中止になったというのは悲しいことだったし、もう絶望しかなかったけど…」と振り返った。

東京在住の網野瑛大くん(小学1年生)も「布団で泣いてました」というが、折しもこの日が7歳の誕生日とあり「すごく嬉しい気持ちになったのでよかったです」と感慨深げだった。

実は台風19号の接近により10月12日開催予定の2試合が中止と発表された際、元日本代表の大西将太郎が11日にTwitterで「中止になった2試合を担当する予定だったボールデリバリーキッズやボールボーイ、エスコートキッズなどそういった子供達をこの後の試合にまわしてあげられないものだろうか?」「2人ずつでもいいじゃん」とつぶやいた。

それを受けて廣瀬俊朗がツイートで「このポイント、大事やなー!!」と共感しており、その2試合ではないものの中止試合のマスコットキッズが決勝戦で起用されることは、彼らの思いが少しでも叶ったのではないだろうか。

画像は『Scrum Unison/スクラムユニゾン 2019年10月22日付Twitter「こうなったらもう残ってるチームの国歌、全部覚えて全部応援して世界に愛を届けませんか」』のスクリーンショット
TechinsightJapan編集部 真紀和泉)