収入に直結しやすいのが平日のランチ事情だろう。年収ごとにどのような昼食を取るかに傾向が見られることが分かったが、今回は「年収200万円台」にフォーカスしてお伝えする。
年収200万台は「実家暮らし」「弁当持参」という人が目立った。「ご飯にあまりお金をかけられない」(20代男性/技術職/年収210万円/未婚)というように、金銭的な理由でお弁当を選ぶ人がほとんどだった。
「年収が少ないのでおにぎりだけとかが多い」
中には「親と同居しているので、夜ご飯の余り等、入れたいものはたくさんある。そこを節約して趣味に使いたい」(40代女性/管理・事務職/年収260万円/未婚)と、実家暮らしだからこそできる弁当作りをしているという人もいる。
また、事務職の50代女性は、会社に社食があるにもかかわらず、「アレルギーで食べられないため、お弁当を作っている。年収が少ないのでおにぎりだけとかが多い」(年収280万円/既婚)と綴る。
一方、
「自炊は好きだが、仕事がある日に作らずに休日にまとめて作るため、休日の半分を自炊に取られるのが多いのがネック」(20代女性/販売・サービス業/年収290万円/未婚)
と自炊ならではのデメリットを綴る人もいた。貴重な自由時間をお弁当作りに取られるのは、やはり大きい。
「おいしいものを食べないと仕事のモチベーションや効率性が維持できない」
ごく少数派だが、「外食」または「社食」を選ぶ人も見られた。20代男性は「急に上司とご飯に行くことになったりしてしまうので、作っても食べられなくて悪くなってしまう」(技術職/年収290万円/未婚)という理由で、お弁当作りはしないという。
確かに上司から外食の誘いは断りにくい。この男性は外食先では1000円程度のものを、それ以外のときはコンビニでおにぎりか総菜パン、飲み物含めて500円以内で済ませているという。
あえて外食を選ぶ派からは
「年収は低いですが、友だちがいないかのような雰囲気を醸し出すようで恥ずかしくてデスクでは食べられません。おいしいものを食べないと仕事のモチベーションや効率性が維持できないので、そこはケチらず外食しています」(20代女性/管理・事務職/年収210万円/既婚)
という声が寄せられた。この女性の場合、職場の雰囲気によるものが大きいのかもしれない。ただ外食でおいしいものを食べて仕事のモチベーションを保てるなら、そこに投資する意義は大きいだろう。
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