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「イクミ」20年春夏ショーは"きもだめし形式"、コムアイによるライブも

2019年10月29日 00:02  Fashionsnap.com

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「イクミ」2020年春夏コレクション Image by: FASHIONSNAP.COM
ikumiが手掛けるブランド「イクミ(IKUMI)」が10月28日、2020年春夏コレクションを東京で発表した。テーマは「幽霊」。"きもだめし形式"のプレゼンテーションで、水曜日のカンパネラのコムアイがパフォーマンスを披露する中モデルがウォーキングした。


 イクミは、モデルのikumiが2015年に立ち上げたブランド。白と黒を基調とした世界観で、近年はニューヨークなど海外で主にコレクションを発表しており、東京でのショーは3年ぶりとなった。会場となった代官山のライブスペースSPACE ODDは、天井から人形やぬいぐるみ、服が吊り下げられ「暗黒の館」に。子どもの泣き声が、来場者を地下の薄暗い会場へと誘った。

 ショーの音楽を手掛けたのは、DJ Nosketamineと水曜日のカンパネラのコムアイ。心電図モニターを連想させる音の上にコムアイが歌声をのせ、ショーはスタートした。ショー前半は黒のルック、後半は白のルックに分けた構成。ファーストルックとして登場したのは、黒のスリップドレスを着たメンズモデルで、スケルトンプリントのジャケットやTシャツ、リングが多く取り付けられたスリップドレスなどのルックが続いた。モデルの多くは顔にピアスをしたメーキャップで、赤ちゃんの人形を持ったウィメンズモデルも登場。全モデルは魂が抜けた"幽霊"のようにスローペースで歩くなど、演出にもこだわった。心電図モニターの音が停止し、ショーは幕を閉じた。

■イクミ:2020年春夏コレクション 全ルック■ファッションウィークの最新情報:特設サイト