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『ウィーアーリトルゾンビーズ』2020年2月5日にソフト化 Blu-rayにはメイキングなど特典映像も

2019年10月28日 12:32  リアルサウンド

リアルサウンド

『ウィーアーリトルゾンビーズ』(c)2019 "WE ARE LITTLE ZOMBIES" FILM PARTNERS

 映画『ウィーアーリトルゾンビーズ』のBlu-ray&DVDが、2020年2月5日に発売されることが決定した。


参考:ハリウッドを揺るがすアジアンカルチャーの台頭とナラティブの変化 サンダンス映画祭現地レポート


 本作は、『そうして私たちはプールに金魚を、』で第33回サンダンス映画祭のショートフィルム部門で日本人初のグランプリを受賞した、長久允監督の長編デビュー作。突然両親が死ぬも全く泣けなかった4人の13歳の少年少女による青春音楽エンターテインメント。


 出会いは偶然だった。よく晴れたある日、火葬場で出会ったヒカリ、イシ、タケムラ、イクコの4人。みんな、両親を亡くしたばかりだった。ヒカリの両親はバス事故で事故死、イシの親はガス爆発で焼死、タケムラの親は借金苦で自殺、イクコの親は変質者に殺された。なのに、これっぽっちも泣けなかった。まるで感情がないゾンビみたいに。「つーか私たちゾンビだし、何やったっていいんだよね」。夢も未来も歩く気力もなくなった小さなゾンビたちは、ゴミ捨て場の片隅に集まって、バンドを結成する。その名も、“LITTLE ZOMBIES”。やがて社会現象になったバンドは、予想もしない運命に翻弄されていく。嵐のような日々を超えて、旅のエンディングで4人が見つけたものとは。


  早くも本年度のサンダンス映画祭、ベルリン国際映画祭、ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭で3冠受賞。キャストは、『そして父になる』にて福山雅治の息子役を演じた二宮慶多、『クソ野郎と美しき世界』での好演も記憶に新しい中島セナ、ドラマ『嘘の戦争』(カンテレ・フジテレビ系)の水野哲志、天才似顔絵師としても話題の奥村門土がメインキャストに抜擢され、佐々木蔵之介や永瀬正敏らも集結した。


 Blu-rayには、特典映像として、メイキングやミュージックビデオなどが収録される予定だ。(リアルサウンド編集部)