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『バチェラー・ジャパン』シーズン3・エピローグ、衝撃の真実に女性陣唖然 “強い女性”の意味とは?

2019年10月27日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『バチェラー・ジャパン』(c)2019 Warner Bros. International Television Production Limited. All rights reserved.

 『バチェラー・ジャパン』シーズン3・エピローグーーバチェラー友永が明かした結末とは? 成功を収めた一人の独身男性=バチェラーである青年実業家・友永真也のパートナーの座を巡り、20人の女性たちが競い合う人気リアリティーショー『バチェラー・ジャパン』シーズン3。そのエピローグが、10月26日よりAmazon Prime Videoにて配信されている。


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 「皆さんに、きちんと報告しないといけないなと思うことが、たくさんあります」


 最終回となる『エピローグ~バチェラーが明かす本当の結末~』では、ローズセレモニーで別れを告げられた女性たちと、番組MCの今田耕司、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)、指原莉乃の3人が、バチェラーと“運命の女性”のその後を追うことに。順風満帆かと思われた結末は、この3カ月間で急展開を見せる。友永の衝撃的な告白に、スタジオは騒然となった。


 エピソード10で、“自分が好きになった女性”である岩間恵と、“自分を好きでいてくれる女性”である水田あゆみの間で、最後まで心が揺れていた友永。結果、彼が最後にバラを手渡したのは、水田だった。しかし、岩間と二人きりで過ごしたときやお別れを告げた際に、友永が「ほんまにずっと好きでした」と何度も想いを伝え続けていた姿が色濃く印象に残る。また最後に、リムジンに乗り込む岩間に向かって「恵ー! 恵ー!!」と名残惜しそうに叫んでいたのも強烈だった。


 その後、水田は友永のホストファミリーと初対面を果たす。温かな歓迎を受けた水田は心から喜んでいる様子で、とてもリラックスした笑顔を見せていた。改めて水田と向き合った友永は、最後のローズセレモニーで抱いていた想いを伝えることに。


 「正直最後、どっちが俺の運命の人なんやろって。悩んで考えて、その出した答え、俺はあゆみとこの先一緒に歩んでいきたいって」


 水田はいつも明るい笑顔で、友永を優しく包み込んできた。そんな彼女が思わず流した涙。水田は友永の岩間への想いに気づいていた。だからこそ、この言葉にホッとしたのだろう。幸せそうに見つめ合う二人の姿は、実に微笑ましいものだった。


 ところが、スタジオにいる友永が衝撃的な出来事を口にする。バチェラーを終えて1カ月後、友永は水田と別れたというのだ。その原因はやはり、岩間の存在だった。岩間への好きという気持ちが日増しに強くなっていってしまった友永は、その想いを諦めきれず、水田との別れを選択。


 番組MC陣と参加女性たちは、この友永の決断にざわついた。特に、友永と別れる際、強めのパンチを繰り出した岩城ありさは、「正直ムカつきました」と怒りを露わにする。最後の決断を覆してしまった友永に対し、岩城が「みんな本気でやってんのに、自分だけそんな意見変えれんの? って思ったし、ワガママすぎる」と非難すると、女性たちは一様に頷いていた。


 その後、スタジオに現れた水田。友永とは別れてから2カ月ぶりの対面となる。そんな彼女は、別れを告げられた当時の思いについて「幸せの絶頂から悲しかったし、悔しかったし、辛かったけど……」と振り返る。だが、「思い返してみたら、幸せに過ごせた時間もたくさんあったし、時が経ったいまは、運命じゃなかった、ただそれだけやと思ってます」と続け、指輪を返上した。そして、「ありがとうございました」と、頭を下げて感謝を述べる水田。彼女はどこまでも誠実だ。決して誰かを責めることなく、常に相手を思いやり、気遣いを忘れない。これこそが、まさに“強い女性”なのではないだろうか。


 友永の告白は、これだけに留まらなかった。「いま、岩間恵さんとお付き合いしてます」と言い、2カ月弱前から交際しているという衝撃の事実を打ち明ける。あまりにショッキングな出来事に、スタジオは唖然となり、嘆き声もあがった。加えて友永は、水田と付き合っている間に岩間に会いに行ったことも告白。再びスタジオがどよめく中、李起林は「日本男性のイメージ、ガラッて変わっちゃった」と失望を露呈させた。


 岩間もまた、帰国後のインタビューで、後日友永から連絡が来たことについて語っている。「本来ならば喜んじゃいけないと思うんですけど、嬉しいなって率直に思ってしまいました」と、別れたあとに友永へ恋愛感情を抱いていた事実に気づいたことを明かした。


 真剣に交際している友永と岩間について指原はコメントを求められるが、複雑な心境に口ごもってしまう。そんな中、水田がサラリと「本当にね、真也が一番悪いです、ほんまにね」と笑いながら指摘。彼女の心遣いにより、スタジオの淀んでいた空気が少しだけ軽くなった。


 バチェラーが下した決断に、今田と藤森は「やってはいけないことだとは思うけど、理解はできる」とフォローを入れる。一方で、それを聞いた指原は呆れながら、「絶対に男と女は分かり合えない」と断言。スタジオにいた他の女性たちもまた、その言葉に賛同するかのように頷いていた。


 視聴者の思いについても語った指原は、最後「めちゃくちゃ胸糞悪いすわ!」と言いにくい気持ちをはっきりと吐露。だが、この結末もまた台本がない恋愛リアリティーショーならでは。野原遥が「最後こういう結果になったからには、真也は責任を持って、ちゃんと幸せになってほしいなって思います」と話していたように、最終的に岩間を選んだ友永、そして、そんな彼の選択を優しく受け入れた水田をはじめ、共に戦ってきた女性たち20人すべてが、幸せな未来へと歩んでいくことを望むばかりである。(文=片山香帆)