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不正入学スキャンダルのフェリシティ・ハフマン、収監からわずか11日で出所

2019年10月26日 12:52  Techinsight Japan

Techinsight Japan

フェリシティ・ハフマン、早くも塀の外へ
今年3月の不正入学スキャンダルで北カリフォルニアの連邦刑務所に収監されていた女優フェリシティ・ハフマン。彼女が、当初の予定よりも2日早い現地時間25日に出所したことが明らかになった。

長女ソフィアさん(19)のSAT(大学進学適性試験)スコアを水増しするため1万5000ドル(約160万円)を架空のチャリティー団体に支払い、不正入学に関わったとして今年3月に起訴された女優のフェリシティ・ハフマン(56)

今月15日に14日間の予定で北カリフォルニア、アラメダ郡ダブリンにある女性刑務所に収監されたフェリシティは、数日前に夫で俳優のウィリアム・メイシー(69)と次女ジョージアさん(17)が面会に訪れた際、囚人服姿がキャッチされたばかり。『デス妻』リネット役を好演した人気女優から、ダークグリーンの囚人服に身を包んだ“囚人番号77806-112”となったフェリシティの変わり果てた姿は、世間の注目を大いに集めたのだった。

フェリシティは3月の逮捕時に数時間拘留されたのだが、その日も14日間の禁錮期間のうちの1日とみなされるため、今月15日から13日間、すなわち今月27日まで刑務所で過ごす予定であると報じられていた。しかしフェリシティは現地時間25日、予定よりも2日早く刑務所を出所したことが明らかになった。

これはあくまでも「出所日が週末や祝日に当たる場合は(特に必要とみなされない限り)その前の平日に出所日を早める」という米司法省連邦刑務局のルールに則ったものであり、「フェリシティだから特例」という訳ではないようだが、世間では「フェリシティは出所日が日曜にあたるよう、逆算して入所したのだろう」とみているようだ。

すでに3万ドル(約320万円)の罰金は支払い済みだというフェリシティ、向こう12か月は保護観察処分となり、さらに250時間の社会奉仕活動に従事する予定になっている。

先月に実刑が下された際、その判決に「刑が軽すぎる」という声があがっていたが、当初検察側が禁錮4か月という処分を求めていたことを鑑みると11日間という期間はあまりにも短く、再び「白人の特権」「白人至上主義の極み」といった不満が聞こえてくることは否めないだろう。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)