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イーロン・マスクの弟が率いるSquare Rootsの屋内農場ソリューションが全米に展開へ

2019年10月26日 08:01  Techable

Techable

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著名な起業家イーロン・マスク氏の弟キンバル・マスク氏が率いるスタートアップ企業Square Roots(スクウェア・ルーツ)は、米大手食品卸業者のGordon Food Service(ゴードン・フードサービス)と提携し、屋内農場の建設をすすめている。
・屋内農場ソリューションを大手食品卸業者の配送センターに設置Square Rootsは、クラウドベースの農業プラットフォームにより室内の温度や湿度、光、pHなどを常時、最適に制御しながら、水耕栽培で葉野菜を栽培できるコンテナ型の屋内農場ソリューションを開発している。

2019年3月には、Gordon Food Serviceと提携し、米国全土に展開されているGordon Food Serviceの配送センターにSquare Rootsの屋内農場ソリューションを設置する計画を発表した。

配送センター内の屋内農場ソリューションで栽培された新鮮な葉野菜を、Gordon Food Serviceの取引先である外食チェーンや飲食店に提供するのが狙いだ。
・ミシガン州のGordon Food Service本社内にいよいよ設置この提携による初の取り組みとして、2019年9月30日、ミシガン州のGordon Food Serviceの本社内にSquare Rootsの屋内農場ソリューションを設置。バジルやチャイブ(エゾネギ)、ミントなど、年間5万ポンド(約2万2600キロ)の葉野菜やハーブを無農薬栽培する。

今後は、Gordon Food Serviceの他の地域の配送センターにも、Square Rootsの屋内農場ソリューションを広く展開していく方針だ。(文 松岡由希子)

Square Roots