ラファエルが「YouTube休みます」と宣言　仮面を引き継ぐ “2代目”のオーディションも？

　白い仮面と羽振りのよさで一般知名度も高い、人気YouTuberのラファエルが10月22日、自身のチャンネルにて「YouTube休みます」と宣言した。

（参考：YouTuber・ラファエル、ドン・キホーテ社長に「六本木店をください」とおねだり！　果たしてその結果は……？）

　YouTuberの「休みます」宣言は決して珍しいことではない。むろん、何らかの理由による「無期限の活動休止」のようなヘビーなものも少なからずあるが、「毎日投稿」が常態化しているYouTuber界隈において、数日間～1週間程度のリフレッシュ休暇でも、視聴者に断りを入れることがほとんどだ。

　このほどラファエルが明かした“お休み”の内容は、毎日投稿をやめる、つまり「適度にお休みを取ります」というもの。これも、YouTuber界隈ではちょくちょく散見される宣言なのだが、よくよく動画を見ていくと、他のYouTuberたちとは少し毛色の違う内容となっていた。

　動画冒頭、「釣り動画ではなくてですね。この度わたくし、YouTube休まさせていただこうかと思いまして」と真剣なトーンで切り出したラファエル。その理由は端的に「時間がないから」。ラファエルはYouTuberとしてだけではなく、計7つの会社を運営する経営者としての顔もある。加えて、YouTuberをビジネスの一つと割り切り、最終的な目的地を「資産を築いて自由になること」に置いている。その目標に向かって舵を切っていくうえでは、「全部の会社が伸びないとダメで、どうしてもYouTubeだけに時間を絞れなくなった」としたうえで、「週に1回くらい休むかな」と語った。

　ちなみに補足すると、ラファエルのチャンネルも他の人気YouTuber同様、毎日更新が基本。しかも、20～30分を超える長尺のものも多く、いずれも非常に丁寧な編集が施されている。

　そういった多大な労力を要する動画を作成していることに関して、「毎日配信のバックオフィスは整っているんですけど、動画の撮影時間がない」と、自身の身体がなかなかあけられないことを説明したラファエル。加えて、「常に10本はあった動画のストックが10本を切っている危機的状況」と訴えつつ、「休まない週もあるし、1回以上休む週もあるかもしれない」と今後の方針を明らかにした。

　さらにラファエルは「最終的に僕は、タイガーマスクみたいな感じで仮面をそのまま2代目に譲る」とも。「僕は表舞台から降りたい」と願望を口にし、そのために「2代目ラファエルを募集するオーディションをして、週に何回かだけ2代目ラファエルが出るっていうのはアリですよね」と自身の代役を立てるプランを説明した。「いくらでもおるでしょ。俺ぐらいトークできる人間なんか。芸人さんなんか100%できるやろ」と続けると、同席していたマネージャーのイーサンから「100%超えてきてますもんね」とズバリ指摘され、ラファエルは苦笑いしていた。

　このように「俺の代わりはいくらでもいる」と述べたラファエルだったが、大多数のファンの意見は違うらしく、YouTubeのコメント欄には「違う人に変わってラファさんのトーク聞けないのは寂しいです」「ラファサンだから観てる‼︎」「ラファさんじゃなきゃ観なくなるなー。ラファさんだから観てる」と、まだまだ“初代”の活躍を期待する声が殺到していた。

　果たして、この宣言以降、ラファエルチャンネルにどのような変化が起こるのか、そして、本当に2代目ラファエルが登用されるのか。今後の展開に注目していきたい。

（こじへい）