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『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』発売 “現代戦”を見つめ直したシリーズ新作の魅力

2019年10月25日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

https://www.jp.playstation.com/games/call-of-duty-modern-warfareより

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントは10月25日、PS4/Xbox One/PC用ソフト『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』(CoD:MW)を発売した。


(参考:本田翼が『CoD:MW』CMで兵士姿に 「ヘルメット被って走るのがつらかった……」


・”現代戦”を捉えた「モダン・ウォーフェア」再び
 2003年の初代『CoD』発売から約14年。本シリーズは作品を重ねるごとに、第二次世界対戦から近未来戦へと世界観を大胆に変えてきた。


 そして今回リリースされる『CoD:MW』は、モダンと名のつく通り”現代戦”にフォーカス。前作『CoD:BO4』とは異なり、2019年の現代に近い世界の物語が紡がれる。


 ところで、過去のシリーズ作品を熱心にプレイしてきたユーザーの中には、『MWのリマスターは2016年に発売されたのでは?」と思った方がいるかもしれない。しかし、2016年11月発売のリマスター版は、あくまでも2007年に誕生した『コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア』がベース。本稿で取り上げる『CoD:MW』は、開発元のInfinity Wardが新たに「現代戦とは何か?」を捉え直した”新作”なのだ。以下、大まかに2つのゲームモードについて見てみよう。


・信条や思惑が交差する”グレー”なストーリー
 オンライン対戦に特化し、100人近いプレイヤーが参加可能なバトルロイヤルモードを実装していた『CoD:BO4』。その一方、ストーリーを深く楽しむ手段は実装されていなかったのだが、『CoD:MW』で約2年ぶりに「キャンペーン」が帰ってきた。


 キーワードは”グレーゾーン”。「化学兵器を敵組織から奪還し、無慈悲な戦争を食い止める」ことが表向きの目的とされる反面、善と悪では単純に区別できない複雑な光景が勃発する。政府軍、テロリスト、民間レジスタンス、傭兵集団……立場や信条も異なる集団が激戦下をどう戦い抜くのか。これまで対人戦を中心に遊んできたユーザーは、この機会にぜひ物語にも注目してもらいたい。


・2vs2から100vs100まで 深化するマルチプレイヤー
 キャンペーン同様、世界中のユーザーと気軽に対戦できる「マルチプレイヤー」も進化した。チーム戦でキル人数を競い合うチームデスマッチを含むクラシックなルールをはじめ、2vs2の少人数で取り組む”ガンファイト”、爆弾がカギを握る”サイバーアタック”といった新ルールも登場。それぞれ違ったプレイフィールの戦闘にのめり込める。


 特に100vs100(予定)の”グラウンドウォー”は圧巻の一言。6人前後のチームを組んで戦う『CoD』シリーズの中でも、最大級の規模と言っても過言ではないだろう。


 加えて、ゲームの進行状況に応じたカスタマイズ要素もボリュームアップ。アサルトライフルやサブマシンガンなど、ゲームの進行状況に応じて個性豊かな銃器が次々にアンロックされていく。


 また、入手した銃を個別に改造する「ガンスミス」では、約50種類のアタッチメントと100種類以上のスキンでカスタム可能。お気に入りの愛銃を片手に猛者が集うオンラインの戦場でトップを目指そう。


 ミリタリーFPS『CoD:MW』は、PS4/Xbox One/PC向けに10月25日より発売中。シリーズ新作が出るたびにチェックし続けているファンのみならず、eスポーツタイトルに興味のある方もぜひチェックしてみて欲しい。


(龍田優貴)