2019年10月24日 18:22 おたくま経済新聞
誰が言い出したのか、昔から「見た目の悪い魚は美味しい」という言葉があります。本当かどうか、実際に試してみましょう!というグルメ(?)イベント「珍怪魚フェス」が11月30日、東京は品川で開催されます。
フェスを開催するのは、非日常体験イベント創造集団のHoliday Jack株式会社。これまでにも斬新なアイデアで日本をより「オモロく」するイベントを開催しています。
特に人気なのが食に関するもの。2019年10月にはワニやラクダ、カンガルーなど、めったに食べられない肉ばかりを集めた「珍肉BBQ」を都内で開催したばかりです。
今回の「珍怪魚フェス」は、約3年半前に開催されたものの第2弾ともいえるもの。前回はバーゲンプライスすぎて、食材となる珍怪魚の仕入れ価格を大幅に下回り、大赤字となってしまった伝説のイベントです。
フェスには水産庁及び、豊洲市場や全国の名だたる漁港の方々の全面バックアップを得て、珍しく怪しい魚“のみ”が集結予定。これらの食材を和・洋・中の一流シェフたちが絶品料理にして提供します。
ちなみに前回登場した魚では、ウツボをはじめ東京湾の海底にも生息する体長1mの巨大なクロアナゴ、モウカサメ(ネズミザメとも)、アブラボウズ(オシツケとも)、ティラピア、アカマンボウ、アカヤガラ、ホテイウオ(ゴッコ)などなど。
地方によっては地魚として親しまれていたり、見かけに寄らぬ高級魚として知られているものもありますが、名前と姿が一致しない人も多いのではないでしょうか。まさに「食べられる魚類図鑑」といった感じ。
筆者はこのうち、フェスではなく旅先で地魚としてウツボ、モウカサメ、アカマンボウ、アカヤガラなどを食べたことがありますが、どれも美味。特にアカマンボウの肝は絶品です。(※筆者個人の味覚に基づく見解です)
開催は11月30日の11時~15時。会場は東京、品川駅近くの品川フィッシングガーデンとなっています。料金は6500円で、PassMarketでデジタルチケットが前売り販売されています。
情報提供:Holiday Jack株式会社
(咲村珠樹)