映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』の特別映像が公開された。
公開されたのは『ターミネーター』シリーズのファンだという講談師・神田松之丞による「ターミネーター講談」。映像内では『ターミネーター』を象徴するテーマを張り扇で鳴らす様子や、顔に「ターミネーターメイク」を施した神田が『ターミネーター2』で最も印象に残っているという「ウルフィーの遠吠え」を題材に語り続ける姿、『ターミネーター:ニュー・フェイト』の魅力を本編映像と共に紹介する様子などが映し出されている。神田が「ターミネーター講談」に挑戦したのは今回が初。
「ターミネーター講談」を撮り終えた神田は、「今までに前例のない講談になりましたが、面白い動画になっていると思いますよ」と明かし、「ウルフィーの遠吠え」を題材にしたことについては「生々しいというかリアリティがあったからですかね。講談でもそうで、『細部に神宿る』のように、細かいところが良く出来ている作品っていうのが好きなんです。もちろんシュワちゃんが最後に溶鉱炉に沈んでいくところも印象に残るんですが、そういうメインのところだけでなく、細かいところのやりとりがターミネーターってすごく面白い作品だなと思います」とコメント。ターミネーターメイクについては「1時間半くらいかかりましたかね?これだけ凄いのを作って頂いて。特殊メイクをしてやるのが初めてだったので、それで高揚感というかテンションが上がりましたね。上がってないように見えるでしょうけど(笑)」と述べている。
11月8日から公開される『ターミネーター:ニュー・フェイト』は、1991年の『ターミネーター2』の続編で、ジェームズ・キャメロンが製作に復帰した作品。人類の命運を握る女性ダニーを守る謎の戦士グレースが、サラ・コナーやT-800と共に、凶悪に進化したREV-9と戦いを繰り広げる様が描かれる。監督は『デッドプール』のティム・ミラー。