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"彼女いない歴=年齢"20代男性の悩み「女性に挨拶しても返してもらえない。必要な用事すら他の男性を通さないと話ができない」

2019年10月24日 11:50  キャリコネニュース

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恋愛というのは、いくらお膳立てをしたところで、叶わないものは叶わない、叶うときは叶うものだ。相手の気持ち次第なところもあり、タイミングだってある。でも自分からきっかけをつくれば、多くのチャンスとも巡り合えるのではないだろうか。(文:鹿賀大資)

先日、キャリコネニュースのお悩み相談投稿欄に、20代男性から「生まれてこの方、女性と付き合ったことがありません」という投稿があった。相談内容は以下の通りだ。

「女性に挨拶をしても返してもらえないことは日常茶飯事で、必要な用事すら誰か他の男性を通さないと話ができない状況です。これでは彼女どころか女性と関わることすらできません」

男性は「どのようにしたら女性と会話ができて、仲良くなって関係を深められることができるようになるのでしょうか?」と綴る。一般的に自分から話しかける勇気が持てれば可能性は広がるが、男性はおそらく挨拶をスルーされたことがトラウマになっているのではないだろうか。

「髭や眉毛、服装など不快なところはないようにしているつもりです」

つまり、トラウマを克服できれば、自然と勇気も持てるということだ。とはいえ、男性なりに取り組んでいることもある。

「『彼女がいないのは努力が足りないせいだ』と言う方がいますが、髭や眉毛、服装など不快なところはないようにしているつもりです。また言葉遣いや話す内容なども特に気を遣い、トレンドを取り入れて少しでも共通の話題を持てるようにしています」

男性自体になんら問題はなさそうだし、むしろ向上心があるタイプといった心象だ。では男性にいま必要なものは何か。持ち前の向上心を生かして、もっと深くまで自分像を追求するのも1つの手だ。どうもTPOに意識が向いているようだが、その先へ踏み込んでみる。

例えば、「彼女ができたら一緒に行ってみたい場所」「つくって欲しいorつくってあげたい料理」「手をつないでみたい」など、自分の気持ちを素直にイメージすることだ。確かに女性に対する最低限の身だしなみやマナーは大切だが、恋愛はビジネスではないため、それ一辺倒だと相手からは避けられてしまう。

一方、行きたい場所や好きな食べ物といった自分像は、相手が自分のことを簡単に知れる情報だ。彼氏がいない女性であれば、そうした情報は交際の判断材料にもなるから会話もつながりやすい。

街コン、料理教室など"女子率高め"の場所で挨拶の練習をしてみる

さて、肝心な挨拶のくだりだ。これは、もしかしたら男性自身は挨拶をしたつもりでも、相手が気づいていない場合もある。相手が"挨拶"と認識しなければ、返されなくても不思議ではない。

だとしたら、挨拶の仕方を変えることに尽きる。今より声を大きくするなり、笑顔をくわえるなり、色々と試してみるとよい。その中で多くの反応が得られたら、「こうすれば挨拶してもらえるんだ」と気づくだろう。同時に自信にもつながる。

実践する場所は、女子率の高い「街コン」や「街バル」なんかがおすすめだ。ひとりで参加する女子も決して珍しくない。「このお肉、柔らかくて美味しいですよね」というさり気ない一言が挨拶になる。

料理教室などに参加し、"自己紹介の場"を活用するのもおすすめだ。あるいは、ガールズバーで女性と話すことに慣れるのもいいだろう。「いらっしゃいませ」と言われて笑顔で返せば、スタッフは「気持ちよく接客できそう」と感じるはずだ。そこから何か色々と話しかけてくれるかもしれないし、会話をリードしてくれるかもしれない。

とりあえず今の段階では、外出先で女性に合ったら、自分から挨拶することを心がけてみることだ。何も変に会話をしようとは思わず、まずは挨拶で場数をこなしていけばよい。自然体で挨拶ができるようになるころには、それなりのトーク力も身についているはずだ。

※キャリコネニュースではお悩みを募集しています。恋愛、仕事、人間関係など幅広く、男女問わず中学生から定年後のシニア世代まで、あなたのお悩みを聞かせてください。