漫画家の吾妻ひでおが逝去。69歳だった。
2017年に食道がんの罹患を公表していた吾妻ひでお。10月13日に東京都内の病院で死去し、葬儀や告別式は近親者のみで執り行なったという。ファンも参加できるお別れ会を後日開催する予定とのこと。
1950年生まれ、北海道出身の吾妻ひでおは、1969年に漫画家としてデビュー。代表作は1972年から1976年にかけて連載された『ふたりと5人』、1978年の『不条理日記』、アルコール依存症治療のために精神病院に入院したことを題材とした2005年の『失踪日記』など。『不条理日記』は『第34回日本漫画家協会賞』大賞、『平成17年度文化庁メディア芸術祭』マンガ部門大賞など様々な賞に輝き、国内外から高い評価を得た。