ジュリアン・シュナーベル監督の最新映画『永遠の門 ゴッホの見た未来』の本編映像が公開された。
同作は、幼いころから精神に病を抱え、近しい芸術家たちともまともな人間関係が築けず、常に孤独だったフィンセント・ファン・ゴッホが、自身の人生に何を見ていたのかを描いた作品。シュナーベル監督が「この役は、彼しか考えられなかった」と語るゴッホ役のウィレム・デフォーは同作で『ヴェネチア国際映画祭』男優賞を受賞した。公開は11月8日。
本編映像は南フランス・アルルに辿り着いたゴッホが心酔するゴーギャンと再会し、共にテーブルを囲むシーン。映像内では「ずっと君を待ってた」とゴーギャンに打ち明けるゴッホの姿や、ゴッホの弟・テオに「生活費と引き換えに絵を送る」という約束があることを明かすゴーギャンの様子、共にテーブルを囲んでいたジヌー夫人に絵のモデルを頼むゴーギャンの姿などが映し出されている。