10月16日の「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)では、浮気されやすい男性の特徴を各分野の専門家が解説した。心理学者の植木理恵氏は、自分の長所や短所に敏感な男性は浮気されやすいと話す。
自意識が強い男性は女性から嫌われるという研究結果があることを挙げ、「その男性が気付いていない長所を女性は探したい本能がある」という。そのため、自分の魅力に無自覚な男性のほうが興味を持たれやすいようだ。(文:石川祐介)
「浮気された男性は『妻を愛している』と主張するが、具体的なエピソードは出てこない」
弁護士の堀井亜生氏は、浮気された男性とされない男性が"幸せ"を感じる時の特徴を挙げる。愛されている男性は家族や女性と一緒にいる時間に幸せを感じるが、浮気された男性は食事や睡眠など一人でいる時間に幸福感を得やすいという。
「(浮気する男性は)家族に関心のない人が多い。奥さんにとって無関心って嫌われることよりつらいことなんですよ。好きの反対は嫌いじゃなくて無関心なので、放っておかれるのが浮気に走る原因」
さらに、浮気された男性は「『妻を愛しています』『うちは円満だった』と主張しますが、具体的なエピソードを聞くと何も出てこないです」という。また必ず「自分は悪くない」という言葉が出てくると話した。
ほかにも堀井氏は「親友と思える人がいない男性は浮気されやすい」とコメント。友達と夜にお酒を飲みに行くなど趣味に時間を費やしている男性は、女性に「ちょっと帰り遅いな」と心配をさせるといったことから、男性的な魅力的を感じさせるという。
反対に、寄り道せずに毎日定時で帰宅している男性に対し、女性は段々つまらなさを感じていくとコメントした。
大掛かりなサプライズより、毎日数回メールをするほうが浮気リスクを下げられる
また「メールを全くしない男性は浮気されやすい」と植木氏は指摘し、「女性は男性よりも"回数"をよく覚えている」と説明する。「張り切って10年に1回大掛かりなサプライズをするより、毎日数回メールをするほうが記憶に残る」といい、浮気リスクを下げられるようだ。
脳科学者の澤口俊之氏はキスするタイミングも浮気と関連があるという。「おやすみのキス」を大切にしている男性は、1日1回しかキスをする機会がないため男女の親密性が上がりにくい。
一方、「いってらっしゃいのキス」を習慣づけておけば夜にもう一度キスをする機会があるため、愛情が保たれやすいと語った。
ネット上では、「自分の長所を自信満々に答えられたら引くかも」「いつも定時上がりの男性って嫌だな」といった納得の声が相次いだ。一方で、「女性が浮気をするのは男性が悪い」と解釈できる番組内容に不満を持つ人も少なくない。
「男は浮気しても責められ、浮気されても責められるのか」
「なんで浮気される男性が悪いみたいになってんの?こういうのっていつも男が悪いってなるの不快感しかない」
どんな理由があるにせよ浮気をしたほうが悪いのは明白だ。専門家の解説は興味深いが、"女性に浮気をさせてしまった男性"という見せ方には違和感を覚える。