カルビーは10月14日、「じゃがりこ激辛インドカレー味」(税抜141円)を期間限定で復活発売した。同商品は2006年にテスト発売しており、じゃがりことしては珍しい激辛商品だ。
ツイッターでは「食べる地獄」「激辛の名は伊達ではない」「油断していたら、今まで食べたお菓子で1番辛かった」といった声が多く寄せられている。実際どんな味なのか。キャリコネニュース編集部も食べてみた。
全然辛くない → 辛い → 痛い、と辛さのフェーズ移行を感じることができる
激辛系商品と言えば赤と黒を基調にしたものが多いが、同商品のパッケージは赤と金。「激辛インドカレー」という文字もポップで、辛そうには見えない。セブンイレブンで「まあじゃがりこだしな。そんな辛くないだろう」と思いながら手に取った。
蓋を開けると、インドカレー屋のにおいがする。色はオレンジ色だ。公式サイトによると「スパイスとチキン、野菜の旨みをバランスよく組み合わせており、辛いだけではなく、旨辛いチキンの味わいです」とある。
食べてみると、最初はスパイシーで塩気の強い味がした。全然辛さを感じなかった。しかし咀嚼するうちに段々辛くなっていく。お菓子で激辛と言っても「こんなもんか」という辛さが多い中、これはちゃんと辛い。
最終的に、インドカレー屋で激辛を頼んだ時の、辛さを通り越した"痛み"を感じる。食べすすめるうちに味わいのフェーズが変わってくる。生地には赤唐辛子が練り込んであるという。痛みの原因はこれだろう。
筆者は激辛党だが、5本食べると鼻水が出てきて、10本食べる頃には頭皮に汗をかいていた。それでも辛味の中にある、チキンの旨みと野菜の甘みがたまらない。後味はしっかりとインドカレーだ。唇はヒリヒリし、喉に来る辛さだが手は止まらない。
全部食べ終わる頃には顔に汗が伝っていた。水を飲むとさらに辛さが増すので、鎮静のためには氷を口に入れることをおすすめする。150円ほどで手軽に味わえる地獄と言われるのも納得だ。激辛好きには是非食べてほしいが、苦手な人は注意したほうがよさそうだ。