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【証券業界編】やりがいを感じる企業1位は野村證券「内金融機関の中で海外展開を本気で検討している数少ない企業のひとつ」

2019年10月21日 07:10  キャリコネニュース

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企業口コミサイト「キャリコネ」は9月、「証券業界の仕事にやりがいを感じる企業ランキング」を発表した。【参照元:キャリコネ】

証券業界に属する企業をピックアップし、キャリコネのユーザーによる「仕事のやりがい」評価の平均値が高い順にランキングにした。調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「「証券」「ネット証券・ネット銀行」「グローバル金融」に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に20件以上評価が寄せられた企業。対象期間は、2017年4月~2018年3月。

1位は「野村證券」で、仕事のやりがい評価は3.30。2位以降、「SMBC日興証券」(2.91)、「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」(2.74)、「大和証券」(2.73)、「みずほ証券」(2.40)と続く。

「若いうちから海外拠点の担当者とコミュニケーションする機会などが多い」

1位の野村證券については、

「海外ビジネスの収益に占める割合が大きく、国内金融機関のなかで海外展開を本気で検討している数少ない企業のうちのひとつです。そのため、若いうちから海外拠点の担当者とコミュニケーションする機会や、海外駐在で現地から経営をサポートする機会が多くあります」(マーケティング/30代前半男性/年収1000万円/2017年度)

といった口コミが寄せられている。業界最大手の野村證券は、世界30か国超、2万8000人超の従業員を抱える(2019年6月末時点)大金融サービスグループ、野村グループの中核企業だ。

社員一人ひとりが持つ力を最大限引き出すため、グループとして人材育成に注力。新人研修では、先輩社員が新入社員をきめ細かく指導するOJT(「インストラクター制度」)と集合研修を組み合わせており、全員対象の研修は、入社後3年間で6回。

それに加えて部門ごとの研修プログラムを提供。その他、社内公募制度や1年の海外修練制度など、社員のスキルアップやモチベーションアップにつながる多様な制度が用意されている。

働き方の面でも、在宅勤務制度や時間単位での休暇制度、育児・介護時間制度、LGBT関連制度、障害者の多様な雇用機会提供など、ダイバーシティ&インクルージョン推進に積極的だ。

証券業界は勤務時間が長い印象がありますが、業務効率化・労働時間削減に注力し、月の平均残業時間は15.8時間(2017年度実績)と少なめ。