同賞は、東京を代表し世界で活躍するブランドになる可能性を秘めたファッションデザイナーを選出し、海外での活動をサポートするファッションアワード。東京ファッション・ビジネス活性化プロジェクトの一環で、東京都と繊維ファッション産学協議会が主催し、一般社団法人日本ファッションウィーク推進機構(JFWO)が共催している。
審査員は海外から元「コレット(Colette)」で「JUST AN IDEA」創設者のサラ・アンデルマン(Sarah Andelman)、「WOOSTER CONSULTING」ファウンダーでクリエーティブディレクターのニック・ウースター(Nickelson Wooster)、国内からは宮本智美(阪急阪神百貨店ラグジュアリー商品統括部紳士インターナショナルデザイナーズ商品部バイヤー)、芝崎慶子(阪急阪神百貨店婦人ファッション販売統括部モードファッション販売部D-LAB マネージャー・バイヤー)、石田修平(三越伊勢丹紳士MD統括部新宿紳士営業部メンズクリエーターズマーチャンダイザー/バイヤー)、関根千紘(三越伊勢丹伊勢丹新宿店MD統括部クロスMD営業部プロジェクトマーチャンダイザー)、中根大樹(TOKYO BASE STUDIOSブランドディレクター兼メンズバイヤー)、加来美海宇(TOKYO BASE STUDIOSウィメンズバイヤー)の計8人で構成。また今回の発表会ナビゲーターは、「Rakuten Fashion Week TOKYO 2020 S/S」のメインキーヴィジュアルモデルで、アンバサダーの安藤ニコが務めた。
受賞6ブランドは、2020年の1月と6月のパリファッションウィークでの単独のショールーム「showroom.tokyo」での展開をはじめ、バイヤーとのビジネスマッチングの場が設けられ国内外でのビジネスチャンスの拡大への支援を受けるほか、イタリアの見本市「ピッティ ・イマージネ・ウオモ」への参加が決定している。審査委員を5年間務めるニック・ウースターは「今回は色々なタイプのデザイナーが応募しており、選出するのに苦労した。選出されなかったデザイナーも諦めずにどんどんチャンスを広げてください」と総括した。
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