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【物流・倉庫業界】給与の満足度が高い企業1位は三菱倉庫「40歳手前まで横並びで昇給。マイペースに仕事したい人にはいい環境」

2019年10月18日 12:50  キャリコネニュース

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企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は8月、「物流・倉庫業界の給与の満足度が高い企業ランキング」を発表した。【参照元:キャリコネ】

物流・倉庫業界に属する企業をピックアップし、キャリコネのユーザーによる「給与の満足度」評価の平均値が高い順にランキングにした。

調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「倉庫」「陸運」「海運」に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に20件以上寄せられた企業。対象期間は、2015年4月~2018年3月。

1位は「三菱倉庫」(3.58)で、給与の満足度は3.58。2位以降、「日立物流」(3.40)、「住友倉庫」(3.29)、「ディー・エイチ・エル・ジャパン」「三井倉庫」(同3.19)、「近鉄エクスプレス」(3.15)、「センコー」(2.81)、「ヤマト運輸」(2.79)、「佐川急便」(2.78)、「郵船ロジスティクス」(2.69)と続く。

三菱倉庫「個々人の評価に大きな差がつくような業態でもない」


1位の三菱倉庫については、

「40歳手前くらいまで、ほぼ横並びで昇給していく。評価で給料に大きな差がつくことはないが、少しずつの積み重ねでいつの間にか出世する人としない人に分かれていく。個々人の評価に大きな差がつくような業態でもないので、評価に振り回されずマイペースで仕事をしたい人にとってはいい環境だと思う」(物流サービス/20代後半男性/年収573万円/2009年度)

といった口コミが寄せられている。三菱倉庫は1887年に創業した老舗で、国内で初めてトランクルームサービスを開始した会社としても有名だ。倉庫業を中心に、港湾運送事業、国際輸送事業、不動産事業などを展開しています。2019年3月期の有価証券報告書によると、平均年間給与は約810万円と高水準。

年に1回の「自己申告制度」で自身のキャリアに関して希望を出すことができるほか、海外で働くチャンスも。物流現場での研修はもちろん、外国語講習や海外業務研修、若年職員海外派遣プログラムもあり、成長できる環境が整えられている。

社員の健康を保つための取り組みとしては、「健康づくりセミナー」を実施。食生活指導や実際に体を動かすプログラムなどを行っています。また、メンタルヘルスケアを推進しており、長時間労働者に対する産業医による面接指導なども徹底している。

2017年度の実績では、月の平均所定外労働時間は24時間、平均有給休暇取得日数は12日。