映画『風の電話』の特報が公開された。
2020年1月24日から公開される同作は、死別した従兄弟ともう一度話したいという思いから、岩手のガーデンデザイナー・佐々木格が2010年に自宅の庭に設置した白い電話ボックス「風の電話」をモチーフにした作品。東日本大震災で家族を失った主人公ハルが、故郷の大槌町に帰るために広島から旅をするというあらすじだ。ハル役にモトーラ世理奈、ハルと行動を共にする森尾役に西島秀俊、ハルに影響を与える人物役に三浦友和、西田敏行がキャスティング。監督は諏訪敦彦が務めた。
特報では、森尾がハルに「津波で亡くなったのか」と問いかけるシーンや、ハルが大槌町を歩く場面、「いまどこにいるの?」というハルの言葉、「もう一度、話したい」というテロップに加えて、三浦友和、西田敏行らキャスト陣の姿が確認できる。