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宮藤官九郎の新作舞台『もうがまんできない』に阿部サダヲ、松尾スズキら

2019年10月18日 12:40  CINRA.NET

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『ウーマンリブvol.14 「もうがまんできない」』チラシビジュアル
宮藤官九郎が作・演出を手掛ける「ウーマンリブシリーズ」の新作公演のタイトルが『ウーマンリブvol.14 「もうがまんできない」』に決定。出演者と公演日程が明らかになった。

「ウーマンリブシリーズ」は、宮藤官九郎が「何物にもとらわれず、今やりたいことを自由に、ストレートに表現する」大人計画の劇団公演。『もうがまんできない』は2015年に上演された『ウーマンリブvol.13「七年ぶりの恋人」』以来、約5年ぶりの新作となる。

今回出演が明らかになったのは、宮藤官九郎をはじめ、阿部サダヲ、柄本佑、宮崎吐夢、荒川良々、平岩紙、少路勇介、要潤、松尾スズキの9人。2020年4月2日から東京・下北沢の本多劇場、5月9日から大阪・梅田のサンケイホールブリーゼで上演される。配役やチケットの販売情報などの詳細は後日発表。

あわせて出演者の姿が写し出されたチラシビジュアルと宮藤のコメントが公開。宮藤は作品とキャストについて「ストレスを抱えた人々がたまたま1カ所に集まったらどうなるかを実際の時間と連動した2時間ノンストップの芝居にしよう考えています。松尾さんと阿部くんが久々にウーマンリブで揃うのも楽しみですし、初参加となる柄本さんや要さんなど、ストレスが溜まっていそうな方々をキャスティングしました(笑)」と語っている。

また、同作に出演する女性1名を11月15日まで一般募集中。応募資格は高校卒業以上、30歳以下で、公演本番に参加可能であること。詳細は大人計画のオフィシャルサイトで確認しよう。

■宮藤官九郎のコメント
気づけば“ウーマンリブ”をやり始めて20年以上が経ちました。前回のvol.13「七年ぶりの恋人」は約5年前、コントをメインとした内容でした。今回は原点回帰というわけではないですが、「もうがまんできない」をタイトルに、ストレスを抱えた人々がたまたま1カ所に集まったらどうなるかを実際の時間と連動した2時間ノンストップの芝居にしよう考えています。松尾さんと阿部くんが久々にウーマンリブで揃うのも楽しみですし、初参加となる柄本さんや要さんなど、ストレスが溜まっていそうな方々をキャスティングしました(笑)。まだどうなるかはわかりませんが、僕が初めて演劇に携わったころを思い出しながら作ろうと思います。