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ラファエル、異例の“100万円プレゼント企画”始動 「偽アカウント問題」へのアンチテーゼか?

2019年10月18日 07:11  リアルサウンド

リアルサウンド

動画サムネイルより

 人気YouTuberのラファエルが10月14日、自身の公式チャンネルにて「【早い者勝ち】100万円プレゼント企画!ラファエルからの挑戦状」と題した動画を投稿した。


(参考:ラファエル、ドンキホーテ社長に2000万円のベンツをおねだり! まさかの「OK」に、「一旦土下座します」とパニックに


 当該動画は、わずか26秒という非常に短いもの。そこでは「頂きに立てるのは一人のみ」「早い者勝ち」「賞金100万円」「ヒントは全て動画の中」「ヒントは全て動画の中、今から約一か月、ラファエルの動画から目を離すな」と端的かつ刺激的なフレーズが次々と表示されていく。背景は黒。音楽はやや不気味。時折、ろうそくに照らされたラファエルの顔がノイズと共にインサートするこの動画は、ハロウィンを間近に控えた今の季節にぴったりな謎めいた内容となっていた。


 YouTuberのプレゼント企画は決して珍しいものではない。たとえば、DJ集団・レペゼン地球は2018年夏に、高級腕時計のロレックス、プレイステーション4、MacBookなど総額1億円を懸賞品とするプレゼント企画で話題を呼んだ。また、カジサックことお笑いコンビ・キングコングの梶原雄太も、今年2月に自宅の引っ越しに伴い、着なくなった洋服をはじめとした私物を視聴者へ大放出。さらに2年前には、トップYouTuberのヒカキンとFischer’sもNintendo Switchなどを懸賞品とした企画を実施している。このように、YouTube界隈においてプレゼント企画は非常にポピュラーなものだ。


 ラファエル自身もかつて、親交のあるYouTuberヒカルと共に、「PlayStation4しか当たらない祭りくじ」を実行した経験がある。けれども、「賞金100万円」、つまり現金のプレゼントは今回が初であり、何かしらのモノを景品に据えたプレゼント企画が多いYouTube界においてはかなり異例の催しといえる。


 そんなラファエルに対してYouTubeのコメント欄は「マジで天才的な視聴回数の稼ぎ方」「100万円欲しい」と大盛り上がり。加えて、「こんな企画がなくても見続けてるのに!!」「100万もらえなくても1ヶ月楽しそう」「この企画がなくても絶対見続けると思う」と、「100万円」関係なく楽しみという声も見受けられた。


 中には、「偽垢多すぎてとうとう本物がキレた」という「偽アカウント問題」に言及するメッセージも。ラファエルはヒカルと共に9月27日公開の動画の中で、最近、自分たちの名をかたる偽のTwitterアカウントが「現金配る」と吹聴していることに怒りをあらわにしていた。この時ヒカルは「僕たちがプレゼント企画をやるとしたらYouTubeで言う」と宣言し、ラファエルもその考えに共鳴していた。


 その考えを有言実行したラファエル。果たして、どんなプレゼントキャンペーンを展開していくのか注目していきたい。


(こじへい)