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ラグビーW杯、日本の快進撃で盛り上がるも8割の人が「ルール知らない」

2019年10月17日 13:00  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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カルチュア・コンビニエンス・クラブは10月17日、「ラグビーに関するアンケート調査」結果を発表した。調査は9月下旬~10月上旬にわたりネット上で実施し、18~69歳の男女1501人が回答した。

まず好きな球技を聞くと、1位から「野球」(40.2%)、「サッカー」(31.1%)、「テニス」(27.2%)、「バレーボール」(23.8%)、「バスケットボール」(17.3%)と部活動などでもおなじみの競技が並び、「ラグビー」は15.5%で6位だった。男女別では、男子ではゴルフに続く5位、女子では卓球に次ぐ7位の結果に。男女間でもやや差があるようだ。

「得点方法を知っている」という人も3割にとどまる


日本でW杯が開催されていることで、「ラグビーに対する気持ちの変化があったか」については、29.6%が「ラグビーに興味を持った」と回答。「観戦したいと思った」と答えた人も21.3%にのぼった。また、50~60代では2割が「ラグビーが今まで以上に好きになった」と回答しており、日本代表の輝かしい躍進が中高年のハートをがっしりと掴んだようだ。

一方、ラグビーについて知っていることを尋ねると、「ルールを知っている」と答えたのはたったの15%ほど。「得点方法を知っている」と答えた人も全体の3割にとどまり、サッカーや野球とは異なり、「トライ」「コンバージョンゴール」「ペナルティゴール」「ドロップゴール」「認定トライ」と多様な得点方法が設定された独特のルールは浸透しにくそうだ。

注目選手1位は「リーチマイケル」 5割以上の支持集める

注目選手についての質問では、試合中にボールを持つと「リーチコール」が起きることでおなじみのキャプテン「リーチマイケル」(56.4%)が最多回答を集めた。続いて、開幕ロシア戦でハットトリックを決めた「松島幸太朗」(54.7%)が2位だった。

3位以降は、スコットランド戦でプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた「福岡堅樹」(35.2%)、"いぶし銀"のスクラムハーフ「田中史朗」(33.6%)、キックプレーで勝利に貢献する「田村優」(27.9%)のほか、「堀江翔太」(27.1%)、「姫野和樹」(25.5%)、「山中亮平」(15.6%)らが選ばれた。

また、ラグビーと聞いて想像する映画・ドラマ・本を自由回答で聞いたところ、1位は1984年に放送された学園ドラマ「スクール☆ウォーズ」、2位は今年7月期に放送していた池井戸潤原作の日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」、3位は1974年に放送された青春学園ドラマ「われら青春!」という結果になった。