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松本穂香主演『わたしは光をにぎっている』ノベライズ本発売決定 カネコアヤノによるあとがきも

2019年10月17日 11:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『小説 わたしは光をにぎっている』(発行:ウィットスタジオ 発売:マッグガーデン)

 松本穂香主演映画『わたしは光をにぎっている』のノベライズ小説が11月9日に発売されることが決定した。


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  本作は、第39回モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した『四月の永い夢』を手がけた中川龍太郎監督の最新作。両親を早くに亡くした20歳の宮川澪が、長野・野尻湖のほとりから父の親友であった京介を頼って上京し、彼が1人で経営する銭湯の仕事を手伝うようになる。銭湯にたむろする常連客たちと次第に親密になっていき、東京での日々が少しずつ楽しくなっていく。しかし、銭湯が近いうちに閉店する運命にあることを知った澪は、ある決断をする。


 松本は「自分が出ている作品なのに、こんな風に泣いたのは初めてのことでした。この映画に出会えてよかったです」とコメントを寄せ、中川監督は本作について「翔べない時代の魔女の宅急便」と語っている。


 本作のノベライズ小説は、映画で主人公・澪を演じた松本のビジュアルに、手書きのタイトルロゴが印象的な書影となっており、中川監督監修のもと、映画で描かれるストーリーに追加して、著者・梅原英司によって個々のキャラクター背景を掘り下げた内容となっている。


 また、映画主題歌を担当するカネコアヤノによるあとがきも寄せられており、中川監督との出会いや、映画を観て主人公に自分自身を投影し、「歌を作れると思った」という主題歌誕生のエピソードも綴られている。 (文=リアルサウンド映画部)