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リアム・ペイン、1D時代の苦悩語る 「あのまま続けていたら確実に死んでいた」

2019年10月17日 10:52  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ポッドキャスト番組に出演したリアム・ペイン(画像は『Liam Payne 2019年10月16日付Instagram「Thank you @jessieware and Lennie for inviting me to your house and cooking me dinner.」』のスクリーンショット)
現在ソロシンガーとして活躍するリアム・ペイン(26)がこのほどポッドキャスト番組に出演し、人気バンド「ワン・ダイレクション」時代の苦悩について語った。

英人気オーディション番組『Xファクター』から誕生したボーイバンド「ワン・ダイレクション(1D)」。ゼイン・マリク、ナイル・ホーラン、ハリー・スタイルズ、ルイ・トムリンソン、リアム・ペインの5人からなるボーイバンドは、2010年の結成当時から爆発的な人気を集めた。しかしバンドは、音楽の方向性の違いや個々の活動に専念したいという理由から2016年3月より活動を休止中だ。

そんな「ワン・ダイレクション」のメンバーとして活躍したリアム・ペインが、このほどポッドキャスト番組『Table Manners with Jessie Ware』に出演し、当時の苦悩や活動休止に至った胸のうちを吐露した。

2011年にリリースされたデビュー曲『What Makes You Beautiful』が大成功を収め、一躍スターダムに上り詰めた「ワン・ダイレクション」が、2015年までのわずか数年間にリリースしたアルバムの数は合計5枚。その間には4度のワールドツアーを敢行しており、かなりの激務だったことがうかがえる。そんなハードスケジュールの日々をアルコールの力を借りて乗り切っていたというリアムは、

「とにかく働きづめだった。プライベートなんてものはゼロだった。」

と当時のライフスタイルを明かした。

まだ若く多感な時期をスポットライトを浴びながら過ごしたリアムは、あるセラピーのセッションで医師から好きなことを尋ねられた際、思わず答えに詰まってしまったというエピソードを披露、「自分自身のことを知る機会すらなかったんだ」と尋常ではない日々を回想した。

普通のティーンエイジャーだったそれまでの生活から一転、スーパースターとしてもてはやされた「ワン・ダイレクション」時代、そこには“停止ボタン”などというものは存在せず常に全力疾走の毎日。そのため自身のコントロールを完全に失ってしまったという。

「(だからこそ)どうしても立ち止まる必要があった。(あのままバンドを続けていたら)僕は死んでいたよ、100%確実にね。」

とリアムはバンドが活動休止の決断に至った経緯を語っている。

子役スターともてはやされ若くして死んでしまうか、あるいはその後も新たな人生の意義を見つけて生きていくか…「そのどちらを取るか」と自問自答を繰り返したリアムは結果的に後者を選択したわけだが、そこに至るまでには様々な葛藤もあったことだろう。そんな彼を支えてきたのは『Xファクター』で審査員を務めていた元恋人シェリル・コール(36)との間にもうけた愛息ベアーくん(2)や、新恋人のマヤ・ヘンリー(19)だ。リアムは今、

「これまでの人生で一番ハッピーなんだ。」
「ここにたどり着くまでには、長い時間がかかった。自分が今こうして人生のこの時期にいられることを嬉しく思う。」

と幸せを噛みしめている。

画像は『Liam Payne 2019年10月16日付Instagram「Thank you @jessieware and Lennie for inviting me to your house and cooking me dinner.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)