TSUTAYA事業やTポイント事業などを担うCCCグループを統括するカルチュア・コンビニエンス・クラブは10月15日、AIを活用したマッチングサービス「D-AI（デアイ）」のサービス提供を開始した。
Tカードの情報をもとにAIが相性のいい相手を紹介する。購買データなどからライフスタイルや価値観を予測するとともに、円満夫婦のモデルデータを機械学習させることで、そこから2人の相性を予測するというものだ。
AIサービス利用可能まで2～3日かかる 写真はマッチングしたときのみ閲覧可能
ライフスタイルを「衣」「食」「住」「遊」「働」「その他」の6つの傾向データに分類し、相手との相性度を1.00～5.00で表示する。AIマッチングを利用すると、相手との相性度の傾向が高い順で表示される。
AIマッチングサービスを利用する場合、Tカード番号が登録されているヤフー・ジャパンIDが必要となり、利用できる状態になるまで2～3日かかる。それまで通常のマッチングサービスのみが利用できる。
「D-AI」は無料プランもあるが、AIマッチングサービスを使うとなると「プレミアムコース」への登録が必要となる。無料プランと有料プラン（月額男性1500円、女性900円）があり、現在キャンペーンとして有料プランのの登録・利用料金無料サービスを11月30日まで実施している。
筆者も登録してみた。マッチングは「エリア」「年齢」「喫煙」「お酒」とフリーワードでの絞り込むことができ、「AIマッチングで探す」か「使わずに探す」かが選べる（現在、登録直後なのでAIマッチングは利用できない）。
通常、マッチングアプリはプロフィールに写真を設定するが、D-AIは相手とマッチングして「ペア」になるまで写真は確認できない。プロフィール項目に「好きな映画やドラマ、アニメ」「好きな音楽」「好きな本」があるのも特徴的だ。Tカードの情報からどのような人と出会えるのか楽しみだ。
