会社や出先でお昼ごはんを食べる人が多いだろう。実際、日々のランチ事情は収入で変わるのではないだろうか。キャリコネニュース読者から寄せられた「年収とランチ」事情を紹介する。
出勤日にランチで外食をする場合、かけられる金額を聞いた。年収200万円台以下だと「500~1000円以下」いう声が多く見られた。中には「昼食自体を200~300円で収めたい」という声も少なくはない。
年収300~400万円台は「700~1200円」という人が多かった。理由として、「時給くらいだから」(50代独身女性/年収350万円)と回答する人もいた。
年収500万円台以降になると、「1000円以上」という声が多く見られたが、「たまに贅沢して2000円くらいまで出す」(30代独身女性/年収560万円)という人もいた。一方、年収1000万円以上だと「2000円以上」が多く見られた。
年収230万円の女性「毎日1000円前後のおいしいお店で外食したいけど……」
実際、ランチに何を食べる人が多いのだろう。年収別に見ると、年収300万円台までは「自分で作った弁当」や「コンビニ」という回答が多く見られた。また「199万円以下」「300万円台」はコンビニ、「200万円台」は自分で作った弁当という人が多かった。
また「400万円台」も自分で作った弁当が最も多かったが、300万円台以下に多かったコンビニの割合が低くなっている。500万円台以上になると全体的にランチは「外食」の割合が増え、トップになる傾向がある。ただ「700万円台」はコンビニが1位となった。
収入が低ければ、弁当・コンビニが多くなる傾向がある。ところが、年収230万円の20代未婚女性は「節約のために自炊したいけれど、朝早く起きるのがつらくてお弁当は作れないし、帰ってきてからは仕事の疲れで自炊する気が起きない」という。
さらに、どうせ外食するなら「毎日1000円前後のおいしいお店で外食したい」というが、実際は「パン屋さんでパンを2個くらいで300~500円ほど。お金に余裕のある時はファミレスやパスタ屋などで900円以内」に抑えているという。
残業が続いたり、生活のリズムが不規則な仕事だったりすると、朝早く起きてお弁当を作るのは負担になる。この女性のように弁当をつくれず、外食をするにしてもあまり節約を意識する人は多いのではないだろうか。
年収1000万円の男性「自炊で生活スケジュール管理ができるようになった。継続したい」
年収200万円の50代未婚女性は、自分で作った弁当を持参している。
「外食もお弁当も飽きるし、手作り弁当の方が節約できる。週2でコンビニデザートを追加する」
確かに、外食も弁当も、どちらか一方が続くと飽きが来るかもしれない。デザートなら外食や弁当ほどの値段ではないし、デザートを選ぶ、食べる楽しみもありライフハックと言えるのかもしれない。
ただ、年収240万円の30代既婚男性は「年収が高ければ外食する」と断言。高年収の人はどのようなランチを食べているのか。年収1000万円の50代既婚男性は、
「単身赴任中で、自炊することで生活のスケジュール管理ができるようになった。よって、できるだけ自炊と弁当持参を継続したい」
と綴る。年収800万円の30代未婚女性も、同じく弁当持参派だ。理由は「外食したいが、お店がファーストフードしかない」からだという。近場に飲食店が少ないと飽きがくることもある。さらにファーストフード店のみとなると健康への影響も気になるところだろう。
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