世界的にも有名で日本を代表する現代美術家の奈良美智氏。彼の作品で、右手を背中に隠して威嚇するような目つきをしている赤い服の少女「ナイフ・ビハインド・バック」は多くの人が目にしたことがあるだろう。そんな奈良氏は10年前、ニューヨークのバーの壁に落書きをしていたが、その絵が数億円の価値があるとして話題になっているようだ。『New York Post』『Eater NY』などが伝えている。
それから10年経った今、メディアが彼の落書きに注目し数百万ドル(数億円)の価値があると報じている。『New York Post』によると、今月6日に競売会社サザビーズが香港で実施したオークションにて奈良氏の作品「ナイフ・ビハインド・バック」が同氏の作品としては世界最高額となる2490万USドル(約26億9800万円)で落札されたことにより、彼の落書きの価値が高まったそうだ。
画像は『New York Post 2019年10月10日付「Yoshitomo Nara’s decade-old doodles at East Village dive bar could be worth millions」(William Farrington)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)