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奥田民生、斉藤和義、トータス松本らによるカーリングシトーンズ、アルバム『氷上のならず者』発売

2019年10月11日 12:41  リアルサウンド

リアルサウンド

カーリングシトーンズ

 寺岡呼人、奥田民生、斉藤和義、浜崎貴司、YO-KING、トータス松本らによるバンド・カーリングシトーンズが、オリジナルアルバム『氷上のならず者』を11月27日にリリースする。あわせて、全国ホールツアー開催を発表。最新楽曲「涙はふかない」のミュージックビデオも公開した。


(参考:奥田民生がリスナーの心を掴んで離さない理由は? 楽曲に仕掛けられた“つかみ所のなさ”を分析


 全国ホールツアーは、初日の12月23日東京国際フォーラムホールAからスタートし、来年1月28日名古屋国際会議場センチュリーホールまで続く。さらに、10月14日からは、デビューライブの模様を5日間限定で全国の映画館にて解禁お披露目上映を行なう。


 『氷上のならず者』は、メンバーそれぞれが2曲ずつ作曲。彼ら自身のルーツミュージックを盛り込んだ、全12曲のロックナンバーを全員が歌唱し、楽器もメンバーが楽曲ごとに持ち回りながら演奏するというスタイルとなっている。初回限定盤DVDでは、撮り下ろしオリジナル映像による笑劇の「カーリング場にシトーンズがやって来るワァ!ワァ!ワァ!」から、記者会見映像、そして、新曲「涙はふかない」のミュージックビデオとそのメイキング映像を収録。


 アルバムに対しメンバーは、「バイバイする時、寂しい気持ちになる。そんな中学生の頃に戻ったようなアルバム制作でした」(寺岡シトーン)、「雑なところがいいです」(奥田シトーン)、「なんかいいよ!」(斉藤シトーン)、「楽しかった?!」(浜崎シトーン)、「楽しい録音、カッコいい音楽」(キングシトーン)、「いろいろやってるでー!」(トータスシトーン)とそれぞれコメントしている。


■世良公則コメント
「仲のいいミュージシャン同士がバンド組んで、レーベルや事務所の枠を越えて、アーティストファーストで作品やライブを演るということは、’70’80年当時、我々の時代は、ロックシーンも成熟していなかった事もあり、それはとても難しかった。しかし、時を経て、2018年、カーリングシトーンズは、それを自らの意志で現実のものとしてみせた。ようやく僕の理想とした時代が、やってきた気がして、ゾクゾクした。本気で音楽を楽しめる今、また、カーリングシトーンズ、彼らと一緒にライブを演りたいと強く感じている」


■音楽評論家・平山雄一コメント
「ルーツをしっかり押さえつつ、6人ならではのエンターテイメントになった。言ってみれば『氷上のならず者』は、日本を代表するロック・ミュージシャンたちが作り上げた、日本を代表するJ-ROCKアルバムだ。このならず者たちのベスト・パフォーマンスを、音楽ファンなら自分の耳で確かめてくれ!」