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目黒区の家賃相場が安い街2位「祐天寺」、最も高い「中目黒」まで電車1分の好アクセス

2019年10月10日 18:40  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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リクルート住まいカンパニーは10月9日、目黒区の家賃相場が安い街ランキングの結果を発表した。調査は今年3~5月にSUUMOに掲載された目黒区の9駅の賃貸物件を対象に行い、管理費を含む月額賃料から中央値を算出した。

目黒区は住みたい自治体ランキングでは3位に入っているが、区内に位置する駅は23区内で最も少ない。しかし、住みたい沿線ランキング2位の東急東横線の駅が半数を占めていることから人気の要因がうかがえる。また20~30代の女子転入数も多い自治体だ。

シングル向けの家賃相場が安い街第1位は、東急目黒線「洗足」(8.6万円)。電車で目黒駅まで約7分、住みたい街ランキング1位の横浜駅までは約30分とアクセス良好な街だ。駅周辺には、東急ストアや洗足商店街があり、生活のしやすい環境は整っていると言えそうだ。

2人暮らし以上向けも1位洗足 シングル向けとほぼ同じ

2位は東急東横線「祐天寺」(9.1万円)。昨年開業した駅ビルは、商業施設・保育園・オフィスが入った「保育園連携型オフィス」となっている。また、電車で渋谷駅まで約7分で、恵比寿・三軒茶屋方面へのバスも充実している。隣駅の「中目黒」は目黒区内で最も家賃が高いが、電車で約1分で行けるため穴場な街といえるかもしれない。

3~4位には、東急東横線「自由が丘」(9.3万円)、「学芸大学」(9.5万円)が急行の停車駅だが上位ランクイン。同じく4位に東急大井町線「緑が丘」が入り、6位以降、東急東横線「都立大学」・京王井の頭線「東大駒場前」(9.8万円)、東急田園都市線「池尻大橋」(10.4万円)、東急東横線「中目黒」(10.5万円)となった。

2人暮らし以上向けも1位は「洗足」(14.9万円)。2位以降、「緑が丘」(16万円)、「祐天寺」「自由が丘」「都立大学」(16.5万円)、「駒場東大前」(16.8万円)、「学芸大学」(17万円)、「池尻大橋」(18.8万円)、「中目黒」(20万円)とシングル向けと大きく変わらなかった。