アドバンスフローは10月10日、「楽な仕事ランキング」を発表した。調査は、職種経験者を対象にネット上で実施し、男女各250人の計500人から回答を得た。
男女ともに最も多くの人が選んだのは、倉庫内でのピッキングや仕分け、加工業務などの「軽作業・工場内作業」(男45人、女50人)。楽だと感じた理由としては
「仕事中に他人と話すこともあまりなく、人間関係で困ることがない」
「誰にでもすぐできる単純作業で覚えることが少ない」
といった声があった一方、「同じ作業の繰り返しなので飽きてしまう」「立ちっぱなしで作業することもある」などのデメリットも挙げられた。
男性編は「暇な」仕事が人気 女性編には「女性ならでは」の仕事もランクイン
男性の2位以降は「監視員・警備員」(27人)、「販売接客」(25人)、「スーパー・コンビニの店員」(16人)、「イベント・キャンペーンスタッフ」(15人)と続いた。主な理由には
「トラブルがなければ対応することがない」(監視員・警備員)
「客の出入りがあまり頻繁ではない店舗、深夜時間帯などは接客も少ない」(スーパー・コンビニの店員)
など「することが少ない」仕事が選ばれる傾向にあった。
女性のトップ5位では「事務・コールセンター」(46人)、「販売・接客」(36人)、「監視員・警備員」(11人)、「スーパー・コンビニの店員」(11人)と男性同様の職種が並んだ一方、「受付」(22人)やクラブなどで接客をする「フロアレディ」(11人)といった女性ならではの仕事も入った。
「お客様は数人しか来ず、自由な時間がたくさんありました」(受付)
「ただお酒を作って話すだけで、万単位のお金がもらえる」(フロアレディ)
とポジティブな声が多かった。
ただ、楽な仕事といっても個人の向き不向きに加え、会社や雇用形態によっても負担は大きく変わってくる。自分の適性を慎重に見極めた上で最適な仕事を選びたい。