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【女性版】だから会社辞めました「お土産に毒が入っているから食べない」「停電でPCが壊れた時"よくも会社の備品を壊したな"」

2019年10月10日 11:20  キャリコネニュース

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近年、女性の働き方に配慮した制度も増え、育休や時短などを積極的に採用する会社も目立つ。とはいえ、職場での女性が受ける嫌がらせはなくならない。彼女たちが退職を決定づける瞬間とは何か。キャリコネニュース読者から寄せられたエピソードを紹介する。

教育サービス業の30代女性は、職場の人間関係に苦しんでいる。社員同士の陰口が酷いという。

「誰かからのお土産を『これには毒が入っているから食べない』と言う社員、部下に面と向かって『不信感しかない』と言う上司がいる。極めつけは、金庫からお金がなくなったのを、下っ端の私が紛失したことにしようとしてきたこと」

また、台風で停電してホテル住まいになった際には、「優雅ですね~」と言ってくる人もいたそうだ。

PCが壊れ私用PCを持参していたのに、他の社員のものが壊れたら即座に新品購入


クリエイティブ職の30代女性は、社員の業務量や業務内容を把握せず、言いたい放題な上司への不満を綴る。それは災害時の停電で、会社のパソコンが壊れたときだった。

「『大事に使わないから壊れたんだ。よくも会社の備品を壊したな』と叱責され、『直して使え』と言われました。直せるわけもないので、仕方なく私物のパソコンを会社に持参して作業をしました」

しかし、2週間後に別の社員のパソコンが壊れると、「必要なものなんだから」とすぐに新しいパソコンが購入された。女性が抗議をしたら、「たったそれだけしか仕事をこなせないくせに、パソコンを使いたいなんて図々しい」と言われた。

女性は、「『これは俺の会社だ』と言い切る精神が気持ち悪いと思った」という。

パートなのに残業代などが支払われず抗議したら「僕らだって残業手当などでません」

研究機関の事務パートをしていた40代女性は、上司のパワハラが原因で退職した。仕事は繁忙期を迎えていたが、女性はパートのため帰宅。すると、上司から「パートとか関係ない、社会人失格です」といったメールが送られてきた。

「仕方なくその期間中は9時~21時の勤務で対応。子どもがいるので、いったん帰宅して子どもたちに夕飯を食べさせてから再度22時ごろ出勤。明け方に帰宅したのに、翌日も9時出勤というときがありました」

入社したての時期に、所内の友人とランチに出た際には、「なんでデスクにいないんだ」と叱責されたこともあった。さらに、

「残業や臨時の出勤分があまりに多過ぎてお金を払ってほしいと申し出たら、『僕らだって残業手当などでません』『お金より大事なものがある』などと言いわれました」

結局、残業代は払われず、代休を取るようにと言われた。ところが、いざ代休を使うと嫌みを言われ、女性は馬鹿馬鹿しくなって辞めたという。

ほかには、

「社内いじめに合っていて見て見ぬふりをする上司。助けてくれない上司と気づいたとき」(20代女性、管理・事務職)

といった声が寄せられた。

キャリコネニュースでは引き続き、「会社を辞めようと思った瞬間」や「ブラック企業経験談」に関するアンケートを募集をしています。