米ニュージャージー州で、頭蓋骨の外に脳が突出した‟外脳症”という先天異常を持って誕生した男児が生後7か月を迎えた。外脳症で生まれた子のこれまでの最長生存時間は3時間で、母親は妊娠中に医師から中絶を勧められたものの「ほんの少しだけでも我が子と対面できたら」と産むことを決断したという。‟奇跡の子”の踏ん張りを『The Sun』『New York Post』などが伝えている。
「手術という選択肢があると聞かされた私たちは、すぐに飛びつきました。そして出産から4日後の3月11日、ノース・ジャージー・脳&脊椎センター(North Jersey Brain and Spine Center)でルーカスの脳の異常な組織を取り除き、脳組織周辺を閉じる手術が行われたのです。その後ルーカスは順調に回復し、手術から1週間後には退院することができました。」
画像は『The Sun 2019年10月3日付「MIRACLE BOY Baby is ‘first in world’ to survive being born with his brain OUTSIDE his skull」(Credit: Handout)』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 A.C.)