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ザック・エフロンがアメリカ史上最も凶悪な殺人犯に 『テッド・バンディ』12月公開決定

2019年10月08日 08:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『テッド・バンディ』(c)2018 Wicked Nevada,LLC

 ザック・エフロン主演映画『Extremely Wicked, Shockingly Evil and Vile(原題)』が、『テッド・バンディ』の邦題で12月20日に公開されることが決定し、予告編とポスタービジュアルが公開された。


参考:ほか場面写真はこちらから


 日本以外はNetflix配信となり、日本でのみ劇場公開される本作は、IQ160の頭脳と美しい容姿で、30人以上の女性を惨殺したとされ、シリアル・キラーの語源にもなった男テッド・バンディの衝撃の実話を描いた物語。


 1970年代アメリカ、30人以上の女性を惨殺したとされるバンディだが、刑務所には連日多くのファンレターが寄せられるなど、魅惑的なカリスマ性も持ち合わせていた。3度死刑判決を受けるが、無罪を主張。法律を学んでいた彼は、ついには自らが弁護人となり法廷で徹底抗弁を繰り広げた。本作では、世界を震撼させた殺人犯の裏側へと迫ると共に、バンディの長年の恋人の視点を通して善人としての姿を描き、観客を予測不可能な迷宮に誘い込んでいく。


 エフロンが主演としてバンディ役を務め、バンディを愛してしまったヒロインをリリー・コリンズ、判事役をジョン・マルコヴィッチがそれぞれ演じる。ドキュメンタリーの分野で高い評価を受けるジョー・バリンジャーが監督を務めた。バリンジャー監督は、記録映像やインタビューなどを通してバンディに迫ったNetflixオリジナル作品『殺人鬼との対談:テッド・バンディの場合』でも監督を務め、劇映画とドキュメンタリーシリーズ、両方のスタイルで“悪のカリスマ”とも評される人物を徹底的に掘り下げていく。


 公開されたポスタービジュアルでは、エフロンの意味深な表情が切り取られており、実際の裁判でテッド・バンディへ向けられた言葉とされ、原題としても使用されている「極めて邪悪、衝撃的に凶悪で卑劣」というコピーが綴られている。


 予告編では、エフロン演じるバンディとコリンズ演じる恋人リズとの出会いや家庭での仲睦まじいシーンとともに、バンディに連続殺人犯の容疑がかけられる様子や、雄弁さを武器に、法廷で判事や多くの女性たちを翻弄していく姿が映し出されている。 (文=リアルサウンド編集部)