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TwitterとTweetDeckに連日障害 近々ではCEOのハッキング被害も

2019年10月04日 07:11  リアルサウンド

リアルサウンド

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 Twitter社は10月1日から2日にかけて、Twitterに度重なる不具合が発生していることを発表した。


(参考:Twitterで大規模障害発生、画像&URL&動画含む投稿が困難に


・「ツイート」「通知の受け取り」「DMの表示」に相次ぐ不具合
 10月1日に『Twitter Japan』公式アカウントは、次のようにツイートしている。


「ただいま、Twitterと@Tweetdeck上で「ツイート」、「通知の受け取り」、「ダイレクトメッセージの表示」が正常に機能しない障害が起きております。現在、復旧作業を行っております。復旧しましたら改めてお知らせいたします」


「こちらは復旧し、通常どおりにご利用いただける状況となっております。ご迷惑をおかけいたしました」


 英語の『Twitter Support』でも概ね同様の報告がなされている。


 また、解決したかに思われた直後の10月2日『Twitter Japan』は、またしても問題を報告した。


「現在、再度不具合が発生しております。皆さまに大変ご迷惑をおかけしております。復旧しましたら改めてお知らせいたします」


「こちらの不具合はほぼ復旧し、通常どおりにご利用いただけるようになっています。もし、まだ不具合が生じているという方も、間もなくお使いいただけるようになりますので少しお待ち下さい。いつもTwitterをご利用いただきありがとうございます」


・日米英仏その他、世界中で同時に発生
 『Outage.Report』は、アメリカ、イギリス、日本、フランス、フィリピンやその他37カ国から報告が寄せられているとし、これが世界的に発生した問題であることを伝えている(参考:https://outage.report/twitter)。


 下記の『Twitter APIステータス』を見てみると、10月2日に複数の問題が集中して報告されており、一度は正常化した後に再び問題が発生していることが分かる(参考:https://api.twitterstat.us/)。


・災難続くTwitter、CEOがハッキング被害
 Twitterは最近、CEOジャック・ドーシー氏のアカウントがハッキングされ、多くの過激なコメントが集中的にツイートされた。この事件は、複数のユーチューバーも被害に遭っているChuckle Squadと呼ばれるハッカー集団の仕業だったと言われている(参考:『The Verge』)。


 先日の記事でも報じたように、日本、アメリカ等でリプライ非表示機能の試験導入中だったTwitter。新たな試みに続々と挑んでいるなかで災難続きとなってしまった。


(Nagata Tombo)