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経営方針が迷走中の会社で働く人々「退職者が増大し続けている」「自立意識の低い社員が残った」

2019年10月03日 19:30  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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企業の方針は経営ステージごとに変わっていってもおかしくはないが、あまりに迷走しているとなると従業員としては困る。経営方針が迷走している会社では、どんなことが起きているのか。企業口コミサイト「キャリコネ」に寄せられた声を見てみよう。

「リストラなどがあり会社の目標や方向が迷走していた。明確な目標意識のある社員はことごとく流出し、自立意識の低い社員が残った」(オペレーター 30代後半 男性 正社員 年収350万円)

「オーナー企業で、社長の言うことが絶対。結果的に周りにはイエスマンしか残らず、より迷走していく状態」(代理店営業 30代後半 男性 正社員 年収400万円)

会社の方針がブレまくっていたり、ワンマンな経営だったりすると、まともな感覚があるがある従業員は逃げてしまう。【参照元:キャリコネ】

「無理な目標を設定されて、工事受注に注力しているために現場は大混乱」

「製品が売れず迷走しています。今までのノウハウを無視した業務を、経験が少ない若手にやらせて、文句まで言ってきます。上司も専門知識がないのに知ったような風潮をしておりストレスが溜まります」(システムエンジニア 20代前半 男性 正社員 年収430万円)

「総合通販がダウントレンドなため、オリジナリティを打ち出す必要があるなか、明確な方向性がなく迷走し続けています。将来性はないと思います」(商品企画 20代後半 女性 正社員 年収480万円)

会社の方向性が定まらないと、働く側の負担やモチベーションの低下に直結する。「闇雲にただやろう」と言われて、すぐに何かをできる人は少ないだろう。「無から有をつくろう」という発想も同様だ。そうならないためにも、基本方針というのは必要になってくる。

「会社がどこに向かって仕事をしているのか迷走している。無理な目標を設定されて、工事受注に注力しているために現場は大混乱。退職者が増大し続けている状況である」(コンサルティング営業 40代前半男性 正社員 年収500万円)

仕事の依頼が増えることはありがたいことだが、限度がある。上層部がそうしたキャパを把握していないと、現場が疲弊してしまう。会社の方針が曖昧だと、負の連鎖を招いてしまう──。ブラック企業に見られる、典型的なケースといえるだろう。

「お客様目線でモノを言う割に、昔と比べると料理の品質が非常に下がっていたり、コンセプトからかけ離れたことをしたり、完全に迷走し始めていると思った」(調理スタッフ 20代前半 男性 契約社員 年収200万円)

客ありきの商売だが、提供する側の基本スタンスも商売には欠かせない。時代の流行に敏感になることは、商売をする上で必要になるだろう。しかし、その度に会社や店舗のコンセプトが変われば、従業員も振り回されることになってしまうだろう。【参照元:キャリコネ】