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グッドデザイン賞&ロングライフデザイン賞の2019年度受賞結果を発表、伊勢丹の包装紙やユニクロの機能性ウェア選出

2019年10月02日 16:32  Fashionsnap.com

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伊勢丹の包装紙 Image by: 三越伊勢丹ホールディングス
日本デザイン振興会が、グッドデザイン賞と、ロングライフデザイン賞の2019年度受賞結果を10月2日の今日発表した。令和初の受賞数は、グッドデザイン賞が過去最多の1,420件。ロングライフデザイン賞は15件が受賞した。
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 ロングライフデザイン賞は、時代と共に変化する価値観を超えて、スタンダードであり続ける力を持ったデザインを顕彰する賞。対象となるのは、広く支持を得ている商品やサービスで、審査が行われる時点で10年以上継続的に提供され、またそれ以降も継続して提供されると想定できるものとしている。今年度は、今年デザインを変更した伊勢丹の包装紙や、「ユニクロ(UNIQLO)」の機能性インナー「ヒートテック」、「リーバイス(Levi's)」のジーンズ「501」モデル、「イッタラ(iittala)」が展開するイッタラ アルヴァ・アアルト コレクションの花器、「ヴィトラ(Vitra)」のスツールなど受賞した。
 グッドデザイン賞には、YKKが開発した脱石油資源の植物由来材料を使用したファスナー「グリーンライズ」のほか、世界旗艦店「無印良品 銀座」、書店「文喫」などが選ばれた。なお今後、今回選出されたグッドデザイン賞の中からさらに審査を実施して、10月31日には特別賞にあたる「グッドデザイン大賞」「グッドデザイン金賞」「グッドフォーカス賞」を発表する予定だという。
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■日本デザイン振興会:公式サイト