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松屋フーズ、VRを使用した接客トレーニングの導入を開始

2019年10月02日 14:01  Techable

Techable

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株式会社松屋フーズは、国内初フルCGバーチャルリアリティを活用した接客トレーニングの導入を開始。仮想空間の中で能動的に接客について学ぶことができる研修コンテンツということでその取り組みに注目が集まっている。
・声かけや水の提供など基本的な接客を体得今回研修として導入されたVRコンテンツは、eラーニング専門ソリューション企業、株式会社デジタル・ナレッジととも共同開発されたもの。店舗に訪れるお客様にとってベストな接客を、仮想空間の中で能動的に実践して体得することができるという。

VRコンテンツの中では、お冷を入れる、トレーを運ぶといった一つひとつの動作はもちろん、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」といった掛け声のトレーニングも行うことが可能だといい、接客に関してはの一連の流れと基本を余すところなくVR空間で学習できることができる。
・省スペース・多言語対応で効率の良い研修VRトレーニングは、ヘッドマウントディスプレイを装着するだけで、店舗の事務所など狭いスペースでも座ったままで行うことができる点も大きな特徴。場所に左右されず、正しい動き・感覚を効率よく体得でき、効果の高い研修を実現することができる点は、多くの店舗や飲食店にとってメリットになるのではないだろうか。

日本語のほか、ベトナム語、中国語にも対応しているため、昨今増加している外国人スタッフへのトレーニングにとしても効果が期待されている。

松屋フーズは今後も調理やクレーム対応、社員研修など、さまざまな用途へのVR活用を検討しているといい、さらに効果的なコンテンツに加速がかかっていくとみられている。

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