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「エロスの祭司」と称されたフランスの詩人の生涯を描く 『不実な女と官能詩人』11月公開

2019年10月01日 14:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『不実な女と官能詩人』(c)CURIOSA FILM

 フランスの詩人ピエール・ルイスの知られざる生涯を描いた『Curiosa(原題)』が、『不実な女と官能詩人』の邦題で11月1日より公開されることが決定し、ポスタービジュアルと場面写真が公開された。


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 作曲家ドビュッシー、小説家ジッド、詩人オスカー・ワイルドなど高名な芸術家たちと交友を結び、影響を与えたと言われるフランス象徴主義の詩人ピエール・ルイス。生涯で2,500人以上の女性と関係を持ったと言われ「エロスの祭司」とも称された彼の死後、自身が撮影したと思われる大量のポルノ写真が見つかる。そしてなんとそのモデルのうちの1人は、著名な詩人ジョゼ・マリア・ド・エレディアの次女で、親友の妻だったマリーその人だった。道ならぬ恋におちた2人はどのように出会い関係を結んでいったのか、そしてなぜピエールは女性の痴態を撮影し続けたのか。フランス文学史にその名を刻む異端の詩人に、秘められた愛と官能の物語が明らかとなる。


 監督を務めたのは、新進気鋭の女性監督ルー・ジュネ。『英雄は嘘がお好き』『パリの家族たち』などに出演し注目を集めるノエミ・メルランが主演を務め、稀代のプレイボーイ、ピエール・ルイスを『ポリーナ、私を踊る』などで知られるニールス・シュネデールが演じた。(リアルサウンド編集部)