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草間彌生美術館で展覧会「集合の魂たち」開催、同一物を反復するシリーズの初期作品から最新作まで公開

2019年09月30日 18:02  Fashionsnap.com

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水玉強迫 1999年(草間彌生美術館でのインスタレーションビュー2019年) ©YAYOI KUSAMA
草間彌生美術館が、展覧会「集合の魂たち」を開催する。会期は10月10日から2020年1月31日まで。
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 草間は、同一物を反復する「集積」あるいは「集合」と題したシリーズ展開を1961年から開始。初期にはステッカーなど日用品をコラージュした平面作品や、布に綿を詰めた柔らかい突起物を、家具などに無数に貼り付けた「ソフト・スカルプチュア」シリーズを発表し、それ以降も集積をテーマに様々な作品を制作している。
 同展では、集積・集合と題したシリーズの最初期の作品をはじめ、当時の写真、資料を展示。草間の幼児期に体験した幻覚や、性・機械文明においての食に対する強迫観念を作品化したシリーズの展開を追う。このほか1990年代後半から展示しているバルーンのインスタレーション「水玉強迫」や、最新作「わが永遠の魂」を展示し、草間の表現する集積・集合の現在形に迫る。
 なお、同館では当日券の販売はしておらず、全日程で日時指定の事前予約制での入場方法を採用している。事前予約は公式サイトで受け付けている。
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■展覧会「集合の魂たち」会期:2019年10月10日(木)~2020年1月31日(金)開館日:木・金・土・日曜日および国民の祝日開館時間:11:00~17:30休館日:月・火・水曜日年末年始の休館:2019年12月29日(日)~2020年1月8日(水)入場時間①11:00~12:30(11:30までに入場)②12:00~13:30(12:30までに入場)③13:00~14:30(13:30までに入場)④14:00~15:30(14:30までに入場)⑤15:00~16:30(15:30までに入場)⑥16:00~17:30(16:30までに入場)観覧料:一般 1,000円/小中高生 600円(いずれも税込)※未就学児は無料チケット:日時指定の予約・定員制(各回90分/定員70人)※毎月1日10:00(日本時間)に公式サイトで翌々月分のチケット発売開始※当日券の販売なし※チケットは公式サイトのみで販売公式サイト