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星野リゾートの若者向けホテルが土浦に来春開業、サイクリストのニーズにワンストップで対応

2019年09月30日 16:42  Fashionsnap.com

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(左から)星野リゾート 星野佳路代表、アトレ 一ノ瀬俊郎代表取締役社長、大井川和彦茨城県知事 Image by: FASHIONSNAP.COM
アトレが9月30日、日本最大級の体験型サイクリングリゾート「プレイアトレ土浦(PLAYatre TSUCHIURA)」に、星野リゾートを運営者に迎えたサイクリングホテル「星野リゾート BEB5 土浦」を開業すると発表した。オープン日は2020年3月19日。全長180kmの日本有数のサイクリングコース「つくば霞ケ浦りんりんロード」の玄関口としてサイクリングツーリズムの宿泊拠点化を進め、サイクリストのニーズにワンストップで対応する場所を目指すという。
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 「プレイアトレ」は新しいコンセプトのもと開発されたアトレの新ブランド。プレイアトレ土浦では昨年3月からJR土浦駅のエキビル「ペルチ 土浦」を段階的にプレイアトレへと転換しており、同ホテルの開業をもってグランドオープンとなる。「BEB(ベブ)」は「居酒屋以上 旅未満 仲間とルーズに過ごすホテル」をコンセプトに、20代から30代のミレニアル世代をターゲットにした星野リゾートの新ブランド。今年2月に1軒目が軽井沢に開業した。
 2軒目となる星野リゾート BEB5 土浦では「ハマる輪泊」をテーマに、サイクリングや観光を楽しむ人に向けて、カジュアルかつ居心地の良い空間を追求。都市で日々忙しく過ごす人々が、思い立ったら気軽に泊まれるカジュアルな新しいリゾートの形を目指すという。チェックインとチェックアウトは自転車に乗ったまま可能。愛車と泊まれるサイクルルームをはじめとする全90室の客室を用意するほか、カフェやライブラリーを備えた24時間利用可能なパブリックスペース「TAMARIBA」などを展開する。宿泊料金は年間を通して一律で、1泊1人あたり税別6,000円~。9月30日の今日から公式サイトで宿泊予約を受け付けている。
 9月30日の今日行われた記者発表会に登壇した星野リゾートの星野佳路代表は「手軽に楽しめる旅が今の若い方たちの新しいスタイル。5~10年といったスパンでホテルを進化させていき、茨城県全体を盛り上げていきたい」と抱負を述べた。同ホテルにおける目標売上や宿泊者数といった具体的な数値については非公表とし、「年間稼働率は80%以上を維持していく」とコメントした。星野リゾート BEB5 土浦では「愛車メンテナンスサービス」「キッズの自転車デビュー」「ダイエットライド」など様々な宿泊プランを構想しているという。
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■BEB5 土浦所在地:茨城県土浦市有明町 1-30客数:90室(プレイアトレ土浦 3~5階:3階 16室、4階 33室、5階 41室料金:1泊 税別6,000円~(2名1室利用時 1名あたり、食事別)平均客室面積:約26平方メートル延床面積:約5,000平方メートル公式サイト