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GENERATIONS 片寄涼太と佐野玲於の“かたれおコンビ”、心が通じ合う間柄 歌やダンスへの情熱も

2019年09月27日 11:51  リアルサウンド

リアルサウンド

GENERATIONS from EXILE TRIBE『EXPerience Greatness』(CD)

 9月25日に3カ月連続リリース第3弾『EXPerience Greatness』をリリースしたGENERATIONS from EXILE TRIBE(以下、GENERATIONS)には、ファンから親しまれる様々な名コンビが存在している。今回は女性人気No.1コンビと言っても過言ではない、片寄涼太(ボーカル)と佐野玲於(パフォーマー)による“かたれおコンビ”に注目してみたい。


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 GENERATIONSの王子様キャラとして人気の片寄涼太と、グループの最年少でありオシャレ番長でもある佐野玲於。ボーカルとパフォーマーとして、情熱あふれるパフォーマンスを見せる一方、SNS動画や『GENERATIONS高校TV』(AbemaTV)で仲睦まじい姿を見せている2人は、俳優としても活躍するといった共通点を持つ。“新世代の可愛い系イケメン”として数々の女性誌にコンビで登場することも多い。


 2017年にドラマ・映画で公開された『兄に愛されすぎて困ってます』で土屋太鳳とW主演を務めた片寄涼太は、同作を機に日本だけでなく中国でも人気を拡大。今年放送されたドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』への出演でさらなる脚光を浴びるなど、名実ともにGENERATIONSきっての演技メンバーとして進化を遂げている。佐野は、2018年の映画『虹色デイズ』にて、中川大志、横浜流星、高杉真宙といった現在ドラマ界でブレイク中の俳優たちとカルテット主演を果たし、新世代を担う俳優の1人として注目度を高めた。GENERATIONSファンだけでなく、幅広い層から人気を獲得しているのが特徴的だ。


 そんな片寄と佐野の2人の関係性は、一言で言えば“心が通じ合う間柄”。雑誌『女性自身』のインタビューで、佐野が片寄のことを「ツッコミが的確。“それ言ってほしかった!”っていうのを言ってくれる。ジェネのみんなが“なんて言えばいいんだろう?”“言葉出ねえ”ってとき、さらっと“こうっしょ?”って言ってくれる。“それだよ!それそれ。あざっす!”って感じ。頭がいいんですよね」と評し、逆に片寄は「彼は意外と硬派で。パフォーマンスもすごくアツいんですよ。ジェネとして“誰にも負けたくねえ!”って気持ちが伝わってくる。だからこそ、不器用な部分もあって。だから僕が代弁者になってます」と回答。佐野も嬉しそうに「涼太くんは僕の通訳だから」と語るほど、片寄に信頼を寄せている。


 『GENERATIONS LIVE TOUR 2016 “SPEEDSTER”』のドキュメンタリー映像で片寄は以前、佐野についてこのように語っていた。「今まで一人一人のことを最年少として見てきて、それぞれのことを理解した上で、グループのためには一人一人どうあればいいか、みたいなことを少しずつ表現してくれて、見えないところでGENERATIONSを磨いてくれてる存在になってる気がします」。その言葉のとおり、佐野は類稀なクリエイティビティを発揮して振付を考案するなど、今や表舞台以外でもグループのパフォーマンスやライブを支える存在となっている。数原龍友とのツインボーカルでGENERATIONSの世界観を表現し、歌声でグループを牽引するだけでなく、全体を見渡することができるリーダーシップを発揮している片寄だからこそ、佐野のこうした優れた部分にも早々に気づいていたのかもしれない。


 ちなみに、片寄はピアノ、佐野はダンスと、幼い頃から現在の基礎にもつながるレッスンを受けて技術を磨いてきたという共通点も。しかし、2人のパフォーマンスからは、経験に裏打ちされた技術力だけでなく、本当に歌が好き、ダンスが好きだという熱い思いが伝わってくるのだ。実に反則級のコンビである。(本 手)