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900店舗以上の飲食店と消費者をつなぐスウェーデンのフードデリバリーサービス

2019年09月26日 07:01  Techable

Techable

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スウェーデン南部ルンドで2013年に創設された「Hungrig」は、首都ストックホルムやヨーテボリ、マルメなど、スウェーデン国内の23都市を対象エリアとし、900店舗以上の飲食店のフードメニューをオンデマンドで配達するフードデリバリーサービスだ。
・地元の飲食店が提供するフードメニューをオンデマンドで配達「Hungrig」は、「DoorDash」や「UberEats」などのオンデマンド型フードデリバリーサービスと同様、利用者が専用スマホアプリで現在地周辺の提携店を検索し、フードメニューを選んで注文する仕組み。

サンドウィッチやサラダ、ピザといった定番メニューのほか、寿司やタイ料理、ベトナム料理、ケバブなど、地元の飲食店が提供する様々なフードメニューから、嗜好やニーズに合わせて選べるのが魅力だ。

注文手続が完了すると、「Hungrig」の配達担当者が飲食店に出向いて注文したメニューを引き取り、45分以内に自宅などの指定場所に配達してくれる。
・大手フードデリバリーサービスDelivery Heroの傘下に「Hungrig」は、2019年5月、欧州、中東、アジアなど世界39カ国で展開する独ベルリンのフードデリバリーサービス「Delivery Hero」に買収された。

現在、「Hungrig」の創業者であるSamir Bachkami氏が「Delivery Hero」のスウェーデン事業を統括しており、「Delivery Hero」傘下のいちブランドとなった「Hungrig」を中心として、スウェーデン国内のフードデリバリー需要にきめ細かく応えていく方針だ。(文 松岡由希子)

Hungrig