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アニメーション映画『ぼくらの7日間戦争』声優に北村匠海&芳根京子ら

2019年09月25日 18:20  CINRA.NET

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『ぼくらの7日間戦争』声優陣発表ビジュアル ©2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会
アニメーション映画『ぼくらの7日間戦争』の声優陣が発表された。

発表された声優キャストは、北村匠海、芳根京子。北村匠海は学校では目立たない歴史マニア・守役、芳根京子は守が片思いしているヒロイン・綾役を演じる。

12月13日から公開される同作は、1985年に刊行され、1988年に宮沢りえ主演で実写映画化された宗田理の小説『ぼくらの七日間戦争』をもとにした作品。アニメ版では、親や教師からの管理教育に反抗し、廃工場に立てこもって戦った少年少女たちの「七日間戦争」から30年ほど経った2020年が舞台となる。

アニメ好きを公言しており、オファーの前から原作を読んでいたという北村匠海は「10代特有の悶々した感情を代弁してもらっている感覚で読んでいたので、今回オファーいただいた時に迷わず『ぜひ、やりたいです』と言わせて頂きました」とコメント。芳根京子は「小学生の時から図書館にあった作品で、たくさんの方に愛されている作品にこうして携われることが出来て嬉しいです」と語った。

初共演となる互いの印象について、北村は「本番に入る前に声を聞いた時、声で引き込む力のある方だと思いました」、芳根は「北村さんは、とにかく多才だな、と思いました。お芝居やられて、歌もやられて、声のお仕事まで!」と賛辞を送りあった。

北村匠海、芳根京子の起用理由についてKADOKAWAは、「“大人に戦争を仕掛ける”という物語に現実的な説得力を持たせられる俳優さんに守と綾を託したいと思っていました。北村さんと芳根さんなら、これまでの出演作を拝見してきた中で、心に想いを秘める繊細さと大胆な行動力の相反する要素を持ち、守と綾の真意を理解して声を吹き込み、誰もが応援したくなるキャラクターにしてくださると思いオファーしたのですが、リハーサルではお二人のあまりのフィット感にスタッフ全員が驚きました」とコメント。

声優陣には北村匠海、芳根京子に加えて、潘めぐみ、鈴木達央、大塚剛央、道井悠、小市眞琴、櫻井孝宏が名を連ねている。

■村野佑太監督のコメント
「芝居はセッション。色んな人と演じあうことで良い物が生まれる」と、初対面の時に北村匠海さんが言いました。
俳優と声優が一緒に収録出来る現場がそう多くはない中で、『7日間戦争』はその言葉を信念に、冒険する子ども役7人の収録を一緒に行うことになります。
その場の誰をも唸らせる入魂の芝居で綾を演じた芳根京子さん、クライマックスの収録はまさに圧巻の一言でした。そしてチームをまとめる潘めぐみさんと鈴木達央さんの存在感を中心に、結束し、頼り合い、導き合う関係になってゆく7人の空気感は、まさに原作が求めた子ども達の姿そのもの。
その尊さは、この作品の確かな魅力です。