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信州発NHKドラマ『ピンぼけの家族』に泉澤祐希、南沙良 音楽はコトリンゴ

2019年09月25日 18:20  CINRA.NET

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宮下陽菜役を演じる南沙良 ©PINTSCOPE ©堀内彩香
ドラマ『ピンぼけの家族』が2020年3月4日からNHK BSプレミアムで放送される。

NHK長野放送局が制作する同作の舞台は、フィルムカメラの生産地で、「東洋のスイス」と呼ばれる長野・諏訪地域。亡き祖母の面影を求めて写真を探す青年・斎藤裕介が、様々な人々と出会い、自分の知らない町の表情にふれていく姿を描くオリジナルストーリーだ。

主人公の斎藤裕介役に泉澤祐希がキャスティング。裕介と共に写真を探す女子高生の宮下陽菜役に南沙良、物語の鍵を握るカメラ修理技師の田村郁男役に柄本明を演じるほか、手塚理美、藤森慎吾らが出演する。脚本を映画『そこのみにて光輝く』の高田亮、演出を木村優希(NHK長野)が担当。音楽をコトリンゴが手掛ける。

NHKドラマ初出演となる南沙良は「私はカメラの前に立つことの方が多いのですが、写真はその人が世界をどう見ているのか、どんな経験をしてどんなものに感動したのかの裏返しだと思っています。その人自身をそのまま写し出してしまう繊細さ。願いや想いを表現するひとつのツールが写真だと思っています。撮影はこれからではありますが、長野の秋の空気を身体いっぱい感じながら、陽菜に寄り添って丁寧にお芝居を重ねていけたらと思っています」とコメントを寄せている。

撮影は10月中旬から諏訪地域で実施予定。

■南沙良のコメント
「写真」をテーマにしたこの作品に参加させていただけると聞いたときはとても嬉しかったです。私も写真を撮ることが大好きで、お散歩をしていて、何気なくそこに存在する四季の日常。そういった、カメラを構えていなければ通り過ぎてしまいそうなものであったり、工事現場であったりと、生活の延長線上にあるものを写真におさめています。私はカメラの前に立つことの方が多いのですが、写真はその人が世界をどう見ているのか、どんな経験をしてどんなものに感動したのかの裏返しだと思っています。その人自身をそのまま写し出してしまう繊細さ。願いや想いを表現するひとつのツールが写真だと思っています。撮影はこれからではありますが、長野の秋の空気を身体いっぱい感じながら、陽菜に寄り添って丁寧にお芝居を重ねていけたらと思っています。そして、「写真」というテーマ、陽菜という役を通して、作品の想い、そして諏訪地区の美しさをみなさんにお伝えできたらと思います。是非、楽しみにしていただけると嬉しいです。