車買取などの情報メディアを運営するラビッツは9月25日、男性の車に関するアンケート結果を発表した。調査は今年9月にネット上で実施し、女性295人から回答を得た。
男性に乗って欲しい車は、「国産車」(88%)が「外車」(12%)を大きく上回った。乗って欲しい車のタイプで最も多かったのは「SUV」(37.3%)で、以降「ミニバン・ワンボックス」(27.8%)、「セダン」(17.6%)、「スポーツカー」(8.1%)、「クラシックカー」(2.4%)と続く。
「芳香剤がきつい」「後部座席が汚い車」も乗りたくない車ランキング上位に
SUV、ミニバン・ワンボックスといった大きな車が人気の理由としては、「広さや乗り心地の良さ」「趣味での活用のしやすさ」「人数を乗せられる利便性」といった声が寄せられた。
助手席に乗る場合、嫌だと思う車を聞くと、1位は「改造車」(47.5%)。理由として、
「車高が低すぎることによる乗り降りのしにくさと服を考える必要がある」
「マフラー音による周りの目」
「車体の下を擦ることによる不安や男性の機嫌を気にしないといけない」
をあげる人が見られた。同社は「女性は現実的な人が多く、車は生活の一部な為、改造費や修理費が嵩むのも気になるのでしょう」とコメントしている。
2位以降、「芳香剤がきつい」(23.1%)、「後部座席が汚い(荷物が散乱)」(13.2%)、「車体が高いもしくは低い」(7.1%)などが続く。
「あおり運転が増えているので高級車や目立つ車は避けたい」
乗りたくない車としては、ほかにも具体的に、
「音楽の爆音、改造によるエンジン音など周りに迷惑がかかる車は恥ずかしくて乗りたくない」
「見栄を張って身の丈に合っていない車に乗るのはカッコ悪い」
「車がかっこよくても『運転したら人が変わる』『暴言を吐く』『スピードを出す』は、人としてはカッコよくない」
といった声があがっている。中には「車は性格や生活環境が分かるので、恋愛対象・結婚相手としての判断材料の1つになる」という人もいた。また、
「あおり運転が増えているので高級車や目立つ車は避けたい。ターゲットにされそうで恐怖を感じる」
という人もいた。
同社は、女性は車に実用性を重視するといい「どれだけ高級でかっこいい車でも運転技術がなかったり、収入に見合っていないと幻滅されます」と分析。男性に対しては、モテたいなら「改造車」は避けたほうがいいとし、「女性に目を気にする方は、見た目ではなく、乗り心地・清潔感が重要視して車を探してみましょう」とアドバイスした。