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冒険のお供に! 発電機や懐中電灯、発火具になる「Lifesaber」がマルチすぎる

2019年09月24日 06:01  Techable

Techable

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何日も野営するようなキャンプでは、バッテリーや照明器具、浄水器などが必須だ。それらの機能を網羅するマルチなツール「Lifesaber」を米国のスタートアップが開発した。

ハンドルを回して発電して電気をバッテリーに蓄えられ、また懐中電灯や発火具、浄水器としても使えるという強力なツールだ。・スマホを充電Lifesaberはタフなつくりの懐中電灯といった外観で、片手で持てるサイズ。ここに、さまざま機能が搭載されている。

まず、発電と蓄電の機能。Lifesaberには細いハンドルが付いていて、このハンドルを回すことで発電する仕組みだ。Lifesaber本体を手に持って縄跳びのような感覚でハンドルを回すモードと、手動でハンドルを回すモードの2つが用意されている。

手動モードの方が回転させるのに必要とされる力が大きく、25mWh出力するのに縄跳びモードだと15分かかるところ、手動では3分でオーケーだ。

Lifesaberには懐中電灯機能(明るさ31ルーメン)がビルトインされているが、25mWhの電気で30分間灯すことができる。そしてUSBポートも搭載しているのでスマホなどを充電することも可能だ。

ちなみにLifesaber内蔵のバッテリーは2200mAhあるので、常時蓄電しておくとガジェット類のバッテリー不足に悩まされることはなさそう。・安全な飲み水の確保にそのほか、便利なのが浄水器と発火具としての機能。モジュール式になっていて、Lifesaberの先にUVを発するモジュールをつけ、それをボトルに浸けることでバクテリアなどを殺菌できるのだという。

また発火具のモジュールはプラズマライター。簡単に火をおこせるので、炊飯に使ったり暖をとったりするときに重宝する。

加えて、緊急事態に備えてストロボやサイレンの機能もある。

Lifesaberはアウトドアアクティビティに活用することを想定して開発されたアイテムだが、日常から備えとして持っておくと自然災害などの緊急事態にも活躍しそうだ。

現在クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達中で、79ドル(約8500円)の出資で入手できる。出資は10月11日まで受け付け、11月の発想を予定している。

Lifesaber/Kickstarter