アニメプロデューサー・中武哲也がプロデュースを手がけるイラスト集「edge」の第2弾『edge2 concept magic』の発売を記念したトークイベントが、9月8日に東京・DNPプラザで開催された。
イベントでは『進撃の巨人』等のアニメーションプロデューサーを担当し、今回の書籍をプロデュースした中武哲也氏(WIT STUDIO共同創業者・取締役)、『ソードアート・オンライン』でキャラクターデザイン・総作画監督を務めた足立慎吾氏、『フリップフラッパーズ』で初監督を務めた押山清高氏がゲストとして登壇。
左から中武哲也氏、足立慎吾氏、押山清高氏
司会はFUN’S PROJECT公式キャラクターのファンズちゃん(CV:小見川千明)が進行し、4つ巴の2時間に及ぶ熱き語らいが繰り広げられた。
トークショーはファンズちゃんのテンション高めのリードのもとスタート。テーマとして、『edge2』の紹介にはじまり、足立氏と押山氏のジーベック時代のエピソードや苦労話、憧れのアニメーターなどの豊富なテーマで対談が行われた。
トークイベントは豊富なテーマで繰り広げられた
『edge2』は中武氏(写真左)が直接、足立氏をはじめとするクリエイター陣に声がけしてプロデュース
足立氏(写真左)と押山氏(写真右)は元ジーベック(XEBEC Inc.)時代の先輩後輩の関係。押山氏いわく「今だから語れるジーベック時代のエピソードが話せたのは面白かった」
また、注目はイベント中に繰り広げられた足立氏と押山氏それぞれによる手描きのライブドローイング。リアルタイム解説付きでファンズちゃんが描かれる様は参加者も大いに盛り上がった。
ファンズちゃんをテーマにした足立氏によるライブ風景
足立氏ライブ中の興味深い押山氏の解説、マンガ家とアニメーターではキャラクターの描き方が異なるという
押山氏のライブ風景、足立氏いわく「こんな絵が描けるようになりたかった…」
イベントの最後にはゲストとの画集のサイン会も実施され、ファンとの記念撮影にも気さくに応じていた。
台風15号が接近するなかで行われたトークイベントだが、天気も荒れることなく無事終了。ファンズちゃんの司会もあってファンも大いに盛り上がり笑いの飛び交うイベントとなった。
また、足立氏と押山氏が今回edge2のために描き下ろしたイラストの複製原画を、当日会場で各1名に抽選販売。当選者にはその場で本人が直接作品にサインした。
イベント終了後から「FUN'S PROJECT MARKET」でも複製原画の予約販売を開始。各作品限定30部の販売で9月30日まで予約を受け付けている。こちらも要チェックだ。
>「FUN'S PROJECT MARKET」
今後もまた第二弾、第三弾トークイベントを企画中という。今回見逃してしまったファンは『FUN'S PROJECT COLLEGE』サイトのイベント情報等もチェックしておこう。
>「FUN'S PROJECT COLLEGE」イベント情報ページ
なお、トークショーイベント内ではイベント来場特典としてオタクコイン協会が発行する「オタクコイン(XOC)」の配布コラボも実施された。
オタクコインはファンとクリエイターをつなぐ「コミュニティ通貨」として流通しており、公式アプリからアニメスタジオの応援メッセージ投稿や新作アニメのPV視聴を通じて獲得できる。
獲得したオタクコインは中武氏サイン入りの画集『edge2 concept magic』のプレゼント抽選応募券(1口100XOC)として交換出来る。
来場者限定オタクコイン配布フライヤー