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『IT/イット』完結編、特別映像公開 スティーヴン・キング自ら見どころに迫る

2019年09月21日 12:02  リアルサウンド

リアルサウンド

『IT/イットTHE END “それ”が見えたら、終わり。』(c)2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

 映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』の特別映像が公開された。


参考:映像はこちら


 スティーヴン・キングの小説が原作の『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』は、2017年に公開されるやいなや、3日間で1億2,300万ドル突破のオープニング記録を打ち立て、全世界興行収入7億ドル超えを達成した。その続編となる本作は、前作を上回るスケールと予想外の展開、原作者自ら絶賛するホラーエンターテイメントの完結編となる。


 静かな田舎町で再び起きた連続児童疾走事件。「COME HOME COME HOME(帰っておいで……)」という“それ”からの不穏なメッセージが届き、幼少時代に“それ”の恐怖から生き延びたルーザーズ・クラブの仲間たちは、27年前に誓った“約束”を果たすために町に戻ることを決意する。だが“それ”は、より変幻自在に姿を変え、彼らを追い詰めていくのだった。


 『IT/イット』『シャイニング』『キャリー』などのホラー小説だけでなく、『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』など数々の原作が映画化され大ヒット、11月29日には『ドクター・スリープ』の公開が控えるキング。9月21日のキング誕生日を記念して、『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』の見どころに原作者キング自らが迫る特別映像が公開された。


 キングが「前作の最後に『第1章』と出たとき観客は期待を込めて拍手を送った。今、それが現実となるんだ。前作で監督はキャラクターを掘り下げて描いた。だから主人公たちを応援したくなる素晴らしい映画体験ができる」と言うように、前作が素晴らしい出来栄えで原作者自身も大満足であったことを明かす。実は、前作を作り終えるころからアンディ・ムスキエティ監督とキングが話すようになり、本作ではキングが直接脚本に関わっている。


 そして本作のレイティングが、前作に引き続きR15指定に決定。ムスキエティ監督は「全体の雰囲気は前作と似ているがホラー感をより際立たせた」と力強く明言。リッチー役のビル・ヘイダーは「恐怖をもっと煽るため監督はあらゆるリスクを負って挑戦した」と明かし、そしてIT=“それ”を演じたビル・スカルスガルドは「“それ”はルーザーズ・クラブを、たまらなく欲している。復讐をするためでもあるが、彼らを恋しく思っているんだ」と27年もの間待ちわびた“それ”の恐怖が、さらにグレードアップしていることをほのめかしている。


 さらに各出演キャストたちは「仲間の絆の強さが試される」「ホラー映画の枠を超えた傑作。子供たちの成長ドラマもある」「夜眠れなくなるシーンもたくさんあるけど、人生や友情の物語も描かれているんだ」「互いに力を合わせれば不可能はないということも描かれている」と、恐怖だけではないルーザーズ・クラブの仲間たちの絆のドラマについても口をそろえて語っている。(リアルサウンド編集部)