映画『毒戦 BELIEVER』の著名人のコメントと、新たな場面写真が公開された。
10月4日から公開される同作は、ジョニー・トー監督の『ドラッグ・ウォー 毒戦』に脚色を加えた作品。巨大麻薬組織に君臨しながら誰も正体を知らない麻薬王「イ先生」を追うウォノ刑事が、組織に見捨てられたという青年・ラクと手を組み、麻薬に魅入られた狂人たちの巣窟である組織への潜入捜査を決意するというあらすじだ。麻薬取締官のウォノ役をチョ・ジヌンが演じるほか、ラク役にリュ・ジュンヨル、闇マーケットの王ハリム役にキム・ジュヒョクがキャスティング。イ・ヘヨンがメガホンを取った。
コメントを寄せているのは、深町秋生、瀬々敬久、入江悠、小林勇貴、松江哲明、高橋のぼる、坂上忍、水道橋博士、よしひろまさみち、松崎健夫。
深町秋生は「鬼と外道が支配する五里霧中の地獄を這いずり、信頼を武器に突き進む者たちの崇高な魂に、私はどこまでも魅了された」、瀬々敬久は「まるで松本大洋のマンガみたいだ!」、入江悠は「悪役がきわだった映画はそれだけで貴重だ。韓国映画は立ちまくりの映画が多いけど、本作は頭ひとつ抜けている」と評している。
小林勇貴は「悪意で煮込んだ純白の極悪エンタメを、劇場にて血管からダイレクトで体験しよう!」、松江哲明は「低温火傷しそうな傑作オリジナルが香辛料たっぷりに燃え盛る韓流毒戦へと変貌」、高橋のぼるは「ノワールというウォーターベッドにどっぷり浸かって至福の時間を過ごしシビれたければ観るべし!!」、坂上忍は「とにかく俳優陣が生き生きと演じていてそれがなによりのアクションでありサスペンスとなっている」と語っている。
水道橋博士は「これは、フィクションという遠い世界の話ではなく、僕らが生きているこの社会についての映画だ」、よしひろまさみちは「オリジナル版と連続観賞したくなるクライムサスペンスの傑作」、松崎健夫は「裏切りは信頼の裏返しだ。それゆえ犯罪と正義の淵に立つ魑魅魍魎たちは体現する、ある局面において裏切りと信頼は同義であることを」と述べている。
また場面写真には、ウォノがラクの襟首を掴んで睨み付ける姿をはじめ、顔に傷を負ったウォノが銃を構えるシーン、チャ・スンウォン演じるブライアンが前を見据える様子、チン・ソヨン演じるポリョンが血で汚れた腕を手に取る場面、キム・ソンリョン演じるオ・ヨノクが椅子に腰かける様などが映し出されている。
さらにイ・ヘヨン監督のコメントも公開。「日本で封切られることになって本当に嬉しいです。俳優たちの情熱的な演技を追いかけて楽しんでください。俳優たちの顔で記憶される映画になれば嬉しいです」と喜びを語っている。
■深町秋生のコメント
煮えたぎるように熱い韓流映画界に、またひとつギラギラと物騒に輝く巨星が誕生した。
鬼と外道が支配する五里霧中の地獄を這いずり、信頼を武器に突き進む者たちの崇高な魂に、私はどこまでも魅了された。
■瀬々敬久のコメント
美術や撮影、ロケ地、物語から人物造形に到るまでポップと大胆さが散りばめられている。
見ることの至福の連続! そしてリリカル! まるで松本大洋のマンガみたいだ!
■入江悠のコメント
悪役がきわだった映画はそれだけで貴重だ。
韓国映画は立ちまくりの映画が多いけど、本作は頭ひとつ抜けている。
実生活ではこんな人たち絶対会いたくない。映画だから会える!
■小林勇貴のコメント
いるいる!不良に話を聞いていると、必ず名前は出るのに
会えない人!会ってはいけない人!
悪意で煮込んだ純白の極悪エンタメを、劇場にて血管からダイレクトで体験しよう!
■松江哲明のコメント
低温火傷しそうな傑作オリジナルが香辛料たっぷりに燃え盛る韓流毒戦へと変貌。演者も作り手も全員キレてるかのような調理法が効いている。
■高橋のぼるのコメント
ノワールというウォーターベッドにどっぷり浸かって至福の時間を過ごしシビれたければ観るべし!!
■坂上忍のコメント
お見事!
とにかく俳優陣が生き生きと演じていて
それがなによりのアクションでありサスペンスとなっている
特にリュ・ジュンヨルは出色に輝いておりました
■水道橋博士のコメント
「敵」はどこにいる!
これは、フィクションという遠い世界の話ではなく、僕らが生きているこの社会についての映画だ。
またも韓国映画の大傑作!
■よしひろまさみちのコメント
ジョニー・トー監督版に数ある鬼畜な設定はそのままに、韓国の地理&経済的特性をうまくプラスして緊張感MAX。オリジナル版と連続観賞したくなるクライムサスペンスの傑作。
■松崎健夫のコメント
裏切りは信頼の裏返しだ。それゆえ犯罪と正義の淵に立つ魑魅魍魎たちは体現する、ある局面において裏切りと信頼は同義であることを。